十日町市議会 > 2012-09-06 >
09月06日-議案説明、質疑-01号

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  1. 十日町市議会 2012-09-06
    09月06日-議案説明、質疑-01号


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    平成24年  9月 定例会(第3回)          平成24年第3回十日町市議会定例会会議録             平成24年9月6日(第1日目)1. 出席議員(29名)    1番 小 林   均 君  2番 吉 村 重 敏 君  3番 遠 田 延 雄 君    4番 藤 巻   誠 君  5番 仲 嶋 英 雄 君  6番 鈴 木 和 雄 君    7番 小 林 弘 樹 君  8番 宮 沢 幸 子 君  9番 阿 部 晃 一 君   10番 近 藤 紀 夫 君 11番 安 保 寿 隆 君 12番 羽 鳥 輝 子 君   13番 小 嶋 武 夫 君 14番 飯 塚 茂 夫 君 15番 鈴 木 一 郎 君   16番 太 田 祐 子 君 17番 涌 井   充 君 18番 川 田 一 幸 君   19番 山 賀 子 平 君 20番 小 林 正 夫 君 21番 庭 野 茂 美 君   22番 山 岸 角太郎 君 23番 村 山 邦 一 君 25番 小野嶋 哲 雄 君   26番 庭 野 政 義 君 27番 宮 嶋 正 一 君 28番 高 橋 洋 一 君   29番 北 村 公 男 君 30番 小 堺 清 司 君                                                            1. 欠席議員(1名)   24番 尾 身 隆 一 君                                              1. 欠  員(0名)                                              1. 事務局職員   事 務 局 長  宮   正 朗 君      次     長  須 藤 弘 幸 君   庶 務 係 長  湯 川 幸 博 君      主     査  上 野 新 吾 君   嘱 託 職 員  池 田 好 恵 君                                                                      1. 説明のため出席した者   市     長  関 口 芳 史 君      副  市  長  村 山   潤 君   教  育  長  蔵 品 泰 治 君      総 務 部 長  高 橋 勝 芳 君   市 民 福祉部長  尾 身 晴 夫 君      産 業 観光部長  大 津 善 彦 君   中 心 市 街 地  山 岸   航 君      建 設 部 長  柴 田 芳 雄 君   活性化担当部長   企 画 政策課長  押 木   仁 君      総 務 課 長  中 村   亨 君   財 政 課 長  高 橋 徳 一 君      防 災 安全課長  池 田 克 也 君   福 祉 課 長  大 島 利 夫 君      市 民 生活課長  高 橋 義 孝 君   子育て支援課長  渡 辺 盛 一 君      健 康 支援課長  越 村 範 子 君   環 境 衛生課長  柳   利 彦 君      産 業 政策課長  江 口   登 君   農 林 課 長  森     治 君      観 光 交流課長  渡 辺 正 範 君   中 心 市 街 地  富 井   敏 君      建 設 課 長  樋 口 則 雄 君   活性化推進室長   都 市 計画課長  桾 澤 伸 司 君      上 下 水道局長  貴 田 幸 吉 君   教 育 次 長  池 田 則 夫 君      学 校 教育課長  柳 沢   博 君   生 涯 学習課長  水 落 久 夫 君      川 西 支 所 長  登 坂   隆 君   中 里 支 所 長  富 井 英 雄 君      松 代 支 所 長  齋 藤 一 良 君   松 之 山支所長  本 山 敏 雄 君                                                                      1. 議事日程 第1号                            平成24年9月6日 午前10時 開議     諸般の報告                                     第 1 会議録署名議員の指名                                第 2 会期の決定                                     第 3 議案第 78号 物品購入契約の締結                         第 4 議案第 79号 物品購入契約の締結                         第 5 議案第 80号 物品購入契約の締結                         第 6 議案第 81号 十日町市防災会議条例の一部を改正する条例制定                議案第 82号 十日町市災害対策本部条例の一部を改正する条例制定          第 7 議案第 83号 十日町市立小学校及び中学校設置条例等の一部を改正する条例制定    第 8 議案第 84号 十日町市立学校給食センター条例等の一部を改正する条例制定      第 9 議案第 85号 市道の廃止                                 議案第 86号 市道の変更                                 議案第 87号 市道の認定                             第10 議案第 88号 十日町市地下水利用適正化に関する条例の一部を改正する条例制定    第11 議案第 89号 十日町市建設機械格納庫設置条例の一部を改正する条例制定       第12 議案第 90号 十日町市営住宅条例の一部を改正する条例制定             第13 議案第 91号 十日町市土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例制定      第14 議案第 92号 十日町市中心市街地活性化基金条例制定                第15 議案第 93号 十日町市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定  第16 議案第 94号 平成24年度十日町市一般会計補正予算(第4号)               議案第 95号 平成24年度十日町市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)         議案第 96号 平成24年度十日町市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)        議案第 97号 平成24年度十日町市介護保険特別会計補正予算(第2号)           議案第 98号 平成24年度十日町市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)         議案第 99号 平成24年度十日町市下水道事業特別会計補正予算(第2号)          議案第100号 平成24年度十日町市松之山温泉配湯事業特別会計補正予算(第1号)      議案第101号 平成24年度十日町市水道事業会計補正予算(第2号)         第17 議案第102号 平成23年度十日町市一般会計歳入歳出決算認定                議案第103号 平成23年度十日町市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定          議案第104号 平成23年度十日町市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算認定       議案第105号 平成23年度十日町市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定         議案第106号 平成23年度十日町市介護保険特別会計歳入歳出決算認定            議案第107号 平成23年度十日町市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定          議案第108号 平成23年度十日町市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定           議案第109号 平成23年度十日町市松之山温泉配湯事業特別会計歳入歳出決算認定       議案第110号 平成23年度十日町市水道事業会計利益の処分及び決算の認定      第18 請願第  4号 「教育費無償化」の推進をもとめる請願                     請願第  5号 「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる請願                                                           1. 本日の会議に付した事件    日程第1      │    日程第18                       〇                                     午前10時00分    開  会 ○議長(小堺清司君)   これより平成24年十日町市議会第3回定例会を開会いたします。  ただいままでの出席議員数は29人であります。欠席届のあった方は、尾身隆一君であります。                       〇                                     午前10時01分    開  議 ○議長(小堺清司君)   これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、配付いたしておきましたとおり、日程第1から第18までの37件であります。  議会運営委員会の報告について、8月30日議会運営委員会が開催されましたので、その結果について議会運営委員会の報告を求めます。議会運営委員長。 ◆14番(飯塚茂夫君)   おはようございます。8月30日午前9時から議会運営委員会が開催され、平成24年第3回定例会の議事について協議がなされましたので、その結果を報告いたします。  まず、お手元の議案付託表をごらん願います。議案第78号から議案第80号までの3件については、即決といたします。  議案第81号から議案第84号までの4件については総務文教常任委員会に、議案第85号から議案第92号までの8件については産業建設常任委員会に、議案第93号は厚生環境常任委員会にそれぞれ付託いたします。  また、議案第94号から議案第101号までの補正予算8件については、即決といたします。  裏面をごらん願います。議案第102号から議案第110号までの平成23年度決算に係る議案9件については、例年に倣い、議長と監査委員を除く議員で構成する決算審査特別委員会を設置し、審査を行います。  次に、請願文書表をごらん願います。今議会に上程されている請願2件の付託委員会は、記載のとおりであります。  次に、一般質問発言順序表をごらん願います。今定例会の一般質問通告者は15人です。質問者の質問題目、要旨は、発言順序表に記載のとおりであります。  最後に、定例会の会期について報告を申し上げます。定例会予定表をごらん願います。  9月6日、本日ですが、本会議で上程議案の審議を行います。なお、平成23年度決算に係る議案ですが、本日は当局の概要説明にとどめ、本会議での質疑は明日の午後1時から行うことにいたします。  9月7日、金曜日ですが、午前10時までに通告のあった決算に係る質疑を午後1時から議場で行いますので、午前は休会になります。また、本会議終了後、平成23年度決算審査特別委員会を開催し、正副委員長を選任するとともに分科会を設置し、正副主査を選任いたします。  2日間の休みを挟んで、10日月曜日から12日水曜日までは一般質問で、3日間の人数割はごらんのとおりです。  13日、木曜日、午前9時から総務文教常任委員会を開催します。委員会終了後は、分科会に切りかえて決算審査を行います。  14日、金曜日、午前9時から産業建設常任委員会を開催し、終了後は分科会に移行します。また、分科会終了後、議会運営委員会を開催します。  15日から3日間の休会を挟んで、18日、火曜日ですが、午前9時から厚生環境常任委員会を開催し、終了後は分科会に移行します。  19日、水曜日は、午後1時から決算審査特別委員会、正副主査会議を開催します。  20日、木曜、最終日ですが、午前10時から決算審査特別委員会を開催し、主査報告を行います。また、特別委員会終了後は本会議を開催し、委員長報告と追加議案の審議を行います。さらに、定例会閉会後には、全員協議会も予定されています。  したがいまして、会期は本日から9月20日までの15日間となります。  以上で報告を終わります。                       〇 △諸般の報告 ○議長(小堺清司君)   諸般の報告であります。全国過疎地域自立促進連盟第117回理事会、新潟県後期高齢者医療広域連合議会8月定例会、平成24年度新潟県市議会議長会秋季定期総会の概要については、お手元に配付いたしてあります報告をごらん願います。  また、報告第16号 平成23年度十日町市一般会計継続費精算報告についてから報告第35号 専決処分の報告についてまでの20件については、配付いたしてあります議案書の末尾及び各報告書をごらん願います。                       〇 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(小堺清司君)   日程第1 会議録署名議員の指名であります。会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において小嶋武夫君及び飯塚茂夫君を指名いたします。                       〇 △日程第2 会期の決定 ○議長(小堺清司君)   日程第2 会期決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月20日までの15日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小堺清司君)   ご異議ないものと認めます。  よって、会期は15日間と決しました。                       〇 △日程第3 議案第78号 物品購入契約の締結 ○議長(小堺清司君)   日程第3 議案第78号 物品購入契約の締結についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(高橋勝芳君)   議案書1ページをお開きください。議案第78号 物品購入契約の締結についてでございます。市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、市議会の議決を求めるものでございます。  1、件名でございますが、ロータリ除雪車購入、川西地域に配置のものの更新による購入でございます。2、契約金額2,370万9,000円でございます。3、契約の相手方は、株式会社岡村自動車でございます。  次の2ページに、参考資料といたしまして仮契約書を添付をいたしました。ごらんをいただきたいと思います。契約書中、7の物品の明細でございます。品名につきましてはロータリ除雪車、規格でございます。除雪幅2.6メートル、220キロワット級でございます。日本除雪機製作所製のHTR305でございます。附属品といたしまして、スイングオーガ装置ほかが附属品になっております。  3ページの契約書の末尾でございますが、ここに記載のように、この仮契約書につきましては市議会の議決を経たときは、これを本契約とみなすという規定を掲載してございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小堺清司君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  これより議案第78号を起立採決いたします。  本件は原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(小堺清司君)   起立全員であります。  よって、議案第78号は可決されました。                       〇 △日程第4 議案第79号 物品購入契約の締結 ○議長(小堺清司君)   日程第4 議案第79号 物品購入契約の締結についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(高橋勝芳君)   それでは、議案書4ページでございます。議案第79号 物品購入契約の締結についてでございます。これにつきましても条例の規定に基づきまして、市議会の議決を求めるものでございます。  1、件名ですが、ロータリ除雪車購入、これは松之山地域に配置のその1ということで、これも老朽化に伴う更新でございます。2の契約金額は2,362万5,000円でございます。3、契約の相手方は、上越市にございます株式会社山崎サービスでございます。  隣の5ページをごらんいただきたいと思います。仮契約書の7の物品明細でございますが、ロータリ除雪車、規格は除雪幅2.6メートル、220キロワット級で、新潟トランシス製のNR301でございます。附属品といたしまして、スイングオーガ装置ほかが附属となっております。  次の6ページをごらんください。契約書の末尾に記載のとおり、この仮契約につきましては、市議会の議決を経たときに本契約とみなすという規定を掲載してございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小堺清司君)   本件に対する質疑を許します。小野嶋哲雄君。
    ◆25番(小野嶋哲雄君)   この物品契約の品物についてとやかく言うもんでもないですが、価格の違いが、このスイングオーガ装置ほかが、今の第79号と第78号の違いがかなりあるわけですが、これについてスイングオーガ装置と輸送費の違いについての説明ができるようでしたらしていただければありがたいですが。第78号のほうがスイングオーガ装置が247万で輸送費が23万ですが、この第79号のほうがスイングオーガ装置が302万で輸送費が8万となっています。この違いについて、おわかりでしたらご説明願えればありがたいです。 ○議長(小堺清司君)   財政課長。 ◎財政課長(高橋徳一君)   詳細ということでございますけども、私どもの設計予定価格でございますけども、予定価格は全て同じ金額でございますので、入札はそれぞれ1件ごとにやりましたので、入札結果でこういう形になったということでございます。以上です。 ○議長(小堺清司君)   庭野政義君。 ◆26番(庭野政義君)   少しお聞きしたいんですが、上越の株式会社山崎サービスからこれを購入するわけですが、十日町圏内じゃなくて上越圏内ということで、聞くところによると非常に十日町市で購入された場合は、冬なか2時でも3時でも故障したときに直しに行くそうなんですが、こういったものについてはここのメーカーさんは自分でこちらに来て直すことを今現在やっているのかどうか、その辺を少しお聞きしたいんですが。 ○議長(小堺清司君)   建設課長。 ◎建設課長(樋口則雄君)   ただいまの質問ですけれども、基本的にはどういう体制、冬場の故障時には体制を組んで、故障時に対応するような形をお願いしておりますし、そのようなことも含みまして、会社からのそういう対応をするというふうな答えはもらっております。以上です。 ○議長(小堺清司君)   庭野政義君。 ◆26番(庭野政義君)   ちまたの話で私もはっきり確認したわけじゃないんですが、物品を売るだけで修理は地元というようなお話が結構出回っているもんですから、やはり自分で売ったものに関しては最後まで面倒見るというのが基本的なものの後のフォローというようなふうに私感じておるわけなんで、できるだけ2時、3時に上越から飛んでくることが果たして可能かどうかというようなことなんですが、今後そういった面におかれましてはできるだけやはり地域住民のそういった不安とかなくするように、即飛んで来られるような体制の中でのこういう購入が望ましいと思いますけれども、その辺いかがでしょうか。 ○議長(小堺清司君)   建設課長。 ◎建設課長(樋口則雄君)   確かに遠い地域の中では十日町地域の業者さんを使ってということもあろうかと思いますけれども、今おっしゃるように冬場の対応を今後も支障ないように対応するような形でやっていきたいというふうに思います。以上です。 ○議長(小堺清司君)   質疑は終結したものと認めます。  これより議案第79号を起立採決いたします。  本件は原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(小堺清司君)   起立全員であります。  よって、議案第79号は可決されました。                       〇 △日程第5 議案第80号 物品購入契約の締結 ○議長(小堺清司君)   日程第5 議案第80号 物品購入契約の締結についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(高橋勝芳君)   それでは、議案書7ページをお開きください。議案第80号 物品契約の締結についてでございます。市議会の議決に付すべき条例に基づきまして、議決を求めるものでございます。  1、件名でございます。先ほど同様にロータリ除雪車購入松之山地域のその2ということで、もう一台分の更新でございます。2の契約金額につきましては2,362万5,000円でございます。3、契約の相手方は、株式会社山崎サービスでございます。  次の8ページをお開きください。仮契約書でございます。7の物品の明細につきましては、先ほどの議案と同様の機種になっております。ロータリ除雪車、2.6メートル、220キロワットアワー級の新潟トランシスNR301、附属品といたしましてスイングオーガ装置ほか一式となっております。  9ページの契約書の末尾にも、仮契約につきまして市議会の議決をいただいたときに本契約とみなすという規定を掲載してございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小堺清司君)   本件に対する質疑を許します。小林均君。 ◆1番(小林均君)   この物品購入契約について、上越市、十日町市外から購入しているわけですけど、その理由をお聞かせいただきたいのと、やはり購入は市内を優先するべきだと思いますし、第78号ですか、これは市内から購入しているわけですので、その理由をお聞かせいただけますか。 ○議長(小堺清司君)   財政課長。 ◎財政課長(高橋徳一君)   基本的には、議員おっしゃるように地元の業者を優先しておりますけども、代理店の変更等によりまして、特に松代地域につきましてはこれまでも上越管内の方が入札に入っておりましたので、今回は聞くところによると代理店が上越のほうに変更になったということで、今回の入札に入ったということでございます。以上です。 ○議長(小堺清司君)   小林均君。 ◆1番(小林均君)   代理店契約というのは別の会社から買えないということなんですが、機械を変えれば十日町市の業者から仕入れることができるかと思いますが、その点どうでしょうか。 ○議長(小堺清司君)   財政課長。 ◎財政課長(高橋徳一君)   入札の仕様に当たりまして、どこどこのメーカーの機械というような仕様はつくっておりません。あくまで先ほど提案説明ございましたように、幅、それから大きさ、その他装備がどういうものかというものを前提にかけておるところですので、業者を決めているわけでございませんので、どこの業者でもその規格に合ったものを購入すれば問題ないと思っています。以上です。 ○議長(小堺清司君)   小林均君。 ◆1番(小林均君)   であれば、この機能に即した機械がいろいろあるかと思いますが、市内のほうから入札の申し出はなかったのでしょうか。 ○議長(小堺清司君)   財政課長。 ◎財政課長(高橋徳一君)   先ほど申し上げましたように、この3件につきましては1件ごとの入札でございますので、それぞれ入札の結果でこういう結果が出たということでございます。以上です。 ○議長(小堺清司君)   質疑は終結したものと認めます。  これより議案第80号を起立採決いたします。  本件は原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(小堺清司君)   起立全員であります。  よって、議案第80号は可決されました。                       〇 △日程第6 議案第81号 十日町市防災会議条例の一部を改正する条例制定      議案第82号 十日町市災害対策本部条例の一部を改正する条例制定 ○議長(小堺清司君)   日程第6 議案第81号 十日町市防災会議条例の一部を改正する条例制定について、議案第82号 十日町市災害対策本部条例の一部を改正する条例制定について、以上2件を一括議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(高橋勝芳君)   議案書10ページをお開きください。議案第81号でございます。まことに恐れ入りますが、議案番号に「第」の文字が漏れておりました。次の議案第82号につきましても「第」の文字を加えていただきますようよろしくお願いをいたします。申しわけございませんでした。  それでは、議案第81号 十日町市防災会議条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。  今回のこの条例の改正につきましては、災害対策基本法が改正をされまして、十日町市の防災会議条例の一部の改正が必要になったというものでございます。  内容でございますが、第2条の改正は、災害対策基本法の改正におきまして、地方防災会議については、防災に関する重要事項の審議について所掌事務と規定をされました。また、災害に関する情報の収集につきましては、災害対策本部が一元的に事務を行うことが効果的であるということで規定されたため、この第2条の第2号、第3号の改正を行うものでございます。  新旧対照表の1ページをごらんいただきますと、旧第2号で水防法の関係について定めがございます。これが新のほうでは漏れておりますが、改正後の重要事項の審議の内容に含まれることとなりますので、ご了解をお願いしたいと思います。  次の第3条の改正でございます。防災会議に多様な主体の参画を図るということを目的といたしまして、法律で「自主防災組織を構成する者又は学識経験のある者」、これを委員に加えるという規定がございまして、市の条例におきましても委員に加えたいというものでございます。  附則につきましては、条例の施行日を公布の日とするものでございます。  11ページをごらんください。議案第82号 十日町市災害対策本部条例の一部を改正する条例制定についてでございます。  これにつきましても、災害対策基本法が改正をされまして、当市の災害対策本部条例の一部を改正するものでございます。  第1条の改正でございますが、改正前の災害対策基本法では第2条第7号で都道府県災害対策本部と市町村災害対策本部の両方の設置規定を定めておりましたけれども、今回の法律改正に伴いまして、市町村災害対策本部は新たに法の第23条の2第8項に設置根拠を定められましたので、当市の根拠条項を改めるという内容でございます。  附則につきましては、条例の施行日を公布の日とするものでございます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(小堺清司君)   2件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第81号及び議案第82号は、総務文教常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第7 議案第83号 十日町市立小学校及び中学校設置条例等の一部を改正する条例制定 ○議長(小堺清司君)   日程第7 議案第83号 十日町市立小学校及び中学校設置条例等の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。教育次長。 ◎教育次長(池田則夫君)   それでは、議案書の12ページをお願いします。議案第83号 十日町市立小学校及び中学校設置条例等の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の3ページ、それと新旧対照表の3ページと4ページもあわせてごらんいただきたいと思います。  まず、第1条の十日町市立小学校及び中学校設置条例の一部改正でございますが、十日町市立下条小学校と松代小学校の建設位置が確定しましたので、別表第1中下条小学校の位置を十日町市下条4丁目241番地に、松代小学校の位置を十日町市松代3268番地5に改めるものでございます。  次に、第2条の十日町市立小学校及び中学校設置条例の一部を改正する条例の一部改正でございます。平成23年市議会第1回定例会におきまして、新潟県立小出特別支援学校ふれあいの丘分校を平成25年4月から十日町市立の学校とするに当たりまして、その名称を十日町市立十日町特別支援学校と定める条例の議決をいただいたところでございますが、ふれあいの丘分校PTA、十日町小学校PTA及び十日町小学校新校舎実現委員会の皆様から、学校の名称を十日町市立ふれあいの丘支援学校としてほしいとの要望書をいただきました。その要望書にもございましたが、「ふれあい」という言葉には相互に支え合うという共生教育の理念が込められており、子供たちや保護者の間で「ふれあいさん」、「十小さん」と互いに呼び合い、「ふれあいの丘」という言葉が定着をしていること、また特別支援というこの「特別」という文言は、誰もが分け隔てなく共生する社会を目指す理念にふさわしいとは言えないというようなことをしんしゃくをいたしまして、市といたしましても十日町市立ふれあいの丘支援学校という名称がよりふさわしく適当であることから、改正をお願いをするものでございます。  附則としまして条例の施行期日を定め、この条例中第1条の規定は平成26年4月1日から、第2条の規定は公布の日から施行するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(小堺清司君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第83号は、総務文教常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第8 議案第84号 十日町市立学校給食センター条例等の一部を改正する条例制定 ○議長(小堺清司君)   日程第8 議案第84号 十日町市立学校給食センター条例等の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。教育次長。 ◎教育次長(池田則夫君)   それでは、議案書の13ページをお願いします。議案第84号 十日町市立学校給食センター条例等の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の4ページ、それから新旧対照表の5ページ、6ページもあわせてごらんをいただきたいと思います。  このたびの改正は、中央学校給食センターと川西学校給食センターの配送校の組みかえを行う日が、十日町小学校給食室の取り壊し工事の関係で平成25年4月1日から同年1月1日に前倒しになったこと、それと平成25年4月開校の十日町特別支援学校の名称をふれあいの丘支援学校に変更する議案を、先ほど申し上げました議案第83号のとおり提出したこと及び平成26年4月1日開設の松代学校給食センターの位置が確定したことに伴い、所要の改正を行うものでございます。  まず、第1条の十日町市立学校給食センター条例の一部改正でございますが、中央学校給食センターの配送校に、平成25年4月1日に市立の学校として開設するふれあいの丘支援学校を加えるものでございます。  次に、第2条の十日町市立学校給食センター条例の一部を改正する条例の一部改正でございます。改正点は3つございまして、1点目の一部改正条例第1条の改正は、平成25年4月1日としていた中央学校給食センターの配送校の組みかえを行う日が平成25年1月1日に前倒しになったことに伴い、中央学校給食センターの配送校の改正規定の中から十日町特別支援学校の文言を削るものでございます。  2点目の一部改正条例の第2条の改正でございますが、松代学校給食センターの位置を十日町市松代3271番地1から確定した地番である十日町市松代3259番地8に改めるものでございます。  3点目の一部改正条例の附則の改正は、一部改正条例の第1条の規定の施行日を中央学校給食センターの配送校の組みかえを行う平成25年1月1日に改めるものです。  附則としまして条例の施行期日を定め、この条例第1条の規定は平成25年4月1日から、第2条の規定は公布の日から施行するものです。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(小堺清司君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第84号は、総務文教常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第9 議案第85号 市道の廃止      議案第86号 市道の変更      議案第87号 市道の認定 ○議長(小堺清司君)   日程第9 議案第85号 市道の廃止について、議案第86号 市道の変更について、議案第87号 市道の認定について、以上3件を一括議題といたします。  提出者の説明を求めます。建設部長。 ◎建設部長(柴田芳雄君)   それでは、議案書の14ページをお開きください。議案第85号 市道の廃止についてご説明いたします。道路法の規定により、次の路線を廃止したいので、議会の議決をお願いするものでございます。位置につきましては、15ページに記載されていますので、あわせてごらんください。  今回廃止の議決をお願いいたします路線は、整理番号12582、土市大石線でございます。本路線につきましては新規区間の市道認定に伴い、市道網を見直し、本路線を廃止したいとするものでございます。  続きまして、議案書16ページをお願いいたします。議案第86号 市道の変更についてご説明いたします。道路法の規定により、次の路線を変更したいので、議会の議決をお願いするものでございます。位置につきましては、17ページに記載がございますので、あわせてごらんください。  今回変更をお願いいたします路線は、整理番号30320、白羽毛浦ノ平線でございます。県営中山間地域総合整備事業による道路改良工事に伴いまして終点部の変更を行いますことから、道路法の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  続きまして、議案書18ページをお開きください。議案第87号 市道の認定についてご説明申し上げます。道路法の規定によりまして、次の路線を認定したいので、議会の議決をお願いするものでございます。位置につきましては、19、20ページに記載されておりますので、あわせてごらんください。  今回認定の議決をお願いいたしますのは、整理番号12582、土市大石線、整理番号12689、大石3号線、同じく30155、本屋敷稲荷林線の3路線でございます。  まず、議案書18ページ、整理番号12582の土市大石線につきましては、先ほど議案書14ページの議案第85号で市道の廃止をお願いした路線でございます。新規区間を含めて、改めて市道認定をお願いするものでございます。  続きまして、整理番号12689、大石3号線でございますが、土市大石線の認定区間の変更に伴いまして、市道であった部分を再認定していただきたいとするものでございます。  次に、整理番号30155、本屋敷稲荷林線でございますが、新潟県が築造いたします主要地方道小千谷十日町津南線と市道貝野2号線を結ぶ路線として市道認定をお願いするものでございます。  説明は以上でございます。ご審議よろしくお願いいたします。 ○議長(小堺清司君)   3件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第85号、議案第86号及び議案第87号は、産業建設常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第10 議案第88号 十日町市地下水利用適正化に関する条例の一部を改正する条例制定 ○議長(小堺清司君)   日程第10 議案第88号 十日町市地下水利用適正化に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。建設部長。 ◎建設部長(柴田芳雄君)   議案書21ページをお開きください。議案第88号 十日町市地下水利用適正化に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。条例の新旧対照表7ページ、条例要旨の5ページもあわせてごらんください。  本条例におきましては、十日町地域及び川西地域における地下水採取の規制を見直し、限定的に消雪パイプの敷設等のための深井戸の掘削を認めることが主な内容でございます。  第2条第2号において井戸の定義を加えまして、対象井戸の定義をストレーナーの下限の位置から掘削深度によるものに改めたいとするものでございます。このことによりまして、第一種地域内で掘削規制の対象となる井戸を十日町地域では地表面下20メートル以深、川西地域では地表面下50メートル以深としたいとするものでございます。  第7条関係では、川西地域の地下水の採取を規制する地域区分を改め、千手地域、上野地域の一部の区域を第一種地域とし、橘地域、上野地域の第一種地域以外の区域を第二種地域と改めたものです。  第9条では、設置の届け出が必要なものに第一種地域に設置する対象井戸以外の井戸を加えたものでございます。  第15条では、見出しを「変更許可等」に改め、同条第2項において第9条において届け出をした者は、届け出に係る事項を変更した際には市長に届け出なければならないと改めるものでございます。  第17条におきましては、廃止の届け出が必要なものを第一種地域に設置された井戸及び第二種地域に設置された対象井戸に改めたものでございます。  第19条第1項において報告及び立入調査の対象を第一種地域に設置された井戸及び第二種地域に設置された対象井戸に改めるものでございます。  附則では、第1項におきまして、この条例の施行日を規定するものとしまして、第2項、第3項ではこの条例の経過措置を規定するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小堺清司君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第88号は、産業建設常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第11 議案第89号 十日町市建設機械格納庫設置条例の一部を改正する条例制定 ○議長(小堺清司君)   日程第11 議案第89号 十日町市建設機械格納庫設置条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。建設部長。 ◎建設部長(柴田芳雄君)   議案書23ページをお開きください。議案第89号 十日町市建設機械格納庫設置条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。新旧対照表9ページ、条例要旨6ページもあわせてごらんください。  川西地域の室島集落にございました室島除雪機械車庫の解体撤去及び中仙田集落に中仙田除雪機械車庫を新設をいたしましたので、格納庫の名称及び位置について、別表の一部改正をお願いするものでございます。  説明は以上でございます。ご審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(小堺清司君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第89号は、産業建設常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第12 議案第90号 十日町市営住宅条例の一部を改正する条例制定 ○議長(小堺清司君)   日程第12 議案第90号 十日町市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。建設部長。 ◎建設部長(柴田芳雄君)   議案書の24ページをお開きください。議案第90号 十日町市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨7ページ及び新旧対照表10、11ページをあわせてごらんください。  今回の改正は、市営住宅の除却及び新規建設によるものでございます。  第1条では松代地域にございます宮沢入住宅の老朽化が著しく、修復が困難なため、建物を除却し、市営住宅の名称と位置を規定しています別表第1から削除するものでございます。  附則といたしまして、この条例の施行日を公布の日からとするものでございます。  第2条関係は、長野県北部地震被災者で高齢化や資金面から住宅の再建が困難な世帯用に新規建設を進めております災害復興住宅の名称を松之山第三住宅とし、別表第1に加えるものでございます。  附則といたしまして施行日を規定しておりますが、この住宅の完成は降雪前の竣工、入居を目指しておりますが、その期日が未確定なため、別途規則で定める日からとするものでございます。  説明は以上でございます。ご審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(小堺清司君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第90号は、産業建設常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第13 議案第91号 十日町市土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例制定 ○議長(小堺清司君)   日程第13 議案第91号 十日町市土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。建設部長。 ◎建設部長(柴田芳雄君)   議案書の25ページをお開きください。議案第91号 十日町市土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨8ページ及び新旧対照表12ページをあわせてごらんください。  本議案による改正は、区画整理事業におきまして清算金を分割徴収または分割交付する際に付す利子の利率を、平成5年に制定された6%から、区画整理事業の換地処分の公告の日の翌日における長期プライムレートの利率に改めたいとするものでございます。清算金を分割徴収または分割交付する際に付す利子の利率は、平成4年の長期プライムレート年平均利率6%を参考にしたものですが、平成5年の条例制定から見直しを行っておりませんでした。本議会開催時における直近の長期プライムレート利率は1.25%でございますので、条例で規定されている利率6%から20年間の間で大きく下がりました。このようなことから見直しを行いたいとするものでございます。  附則といたしまして、この条例の施行日を公布の日からとするものでございます。  説明は以上でございます。ご審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(小堺清司君)   本件に対する質疑を許します。安保寿隆君。 ◆11番(安保寿隆君)   これは、約20年間、6%という高い利率で経過しているわけでありますが、その理由、これまでに是正されなかった理由はどのようなことがあったのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(小堺清司君)   都市計画課長。 ◎都市計画課長(桾澤伸司君)   20年間是正されなかったということについてご説明申し上げます。  実際に清算金というのは、確定測量が終わって仮換地処分との差が出たときに初めて金銭によってその多い、少ないを清算していくものでございますので、今までその清算金が発生していなかったと。今年度事業を終了して、初めてこの6%という利率がそのまま適用されると、これは相当実態と乖離しているので、初めて付加することについて今回、今の実態に見直したということでございます。 ○議長(小堺清司君)   質疑は終結したものと認めます。  ただいま議題となっております議案第91号は、産業建設常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第14 議案第92号 十日町市中心市街地活性化基金条例制定 ○議長(小堺清司君)   日程第14 議案第92号 十日町市中心市街地活性化基金条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。中心市街地活性化担当部長。 ◎中心市街地活性化担当部長(山岸航君)   それでは、議案書26ページをお願いいたします。議案第92号 十日町市中心市街地活性化基金条例制定についてをご説明いたします。あわせまして、条例要旨の9ページもごらん願います。  このたび制定したい基金条例は、中心市街地整備推進機構が行う業務を通じて、当市の中心市街地の活性化を推進するために設置するものでございます。この中心市街地整備推進機構とは、中心市街地における都市機能の増進を総合的に推進するための調整を図るのにふさわしいものとして、中心市街地活性化に関する法律に基づきまして市町村が指定するもので、当市におきましては8月22日付で特定非営利活動法人にぎわいが指定を受けております。  各条文をご説明いたします。まず、第1条、設置につきましては、中心市街地整備推進機構の業務を通じて、本市の中心市街地の活性化を推進するために設置することを規定しております。  第2条、積み立てにつきまして、基金として積み立てる額を予算で定める額と規定をしておりますが、この財源は基本的には企業や関係団体などからの寄附金を充当する予定でございます。本条例の公布後に基金を受け付け、次回定例会における補正予算で基金に積み立てる方向で考えております。  以下、第3条から第7条までは記載のとおりでございます。  最後、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行したいとするものでございます。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小堺清司君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第92号は、産業建設常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第15 議案第93号 十日町市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定 ○議長(小堺清司君)   日程第15 議案第93号 十日町市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(尾身晴夫君)   それでは、議案書の28ページをお願いいたします。議案第93号 十日町市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨の10ページ、新旧対照表の13ページをあわせてごらんをいただきたいと思います。条例要旨のほうで説明を申し上げます。  今回の改正は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正によりまして、条例に委任された市が設置する一般廃棄物処理施設に置く技術管理者の資格を規定するとともに、ごみ集積場からの家庭系廃棄物の持ち去りを禁止することを規定するものでございます。  まず、条例第16条に「家庭系廃棄物の収集又は運搬の禁止等」を新たに追加をするものでございます。本年度に入りまして、ごみ集積庫からの資源ごみの持ち去り行為が発生し、市民から数件の通報がございました。現状におきましてはその行為を禁止する根拠がありませんので、これを機会に今回条例に規定を定めるものでございます。廃棄物の適正処理につきましては市の責務でありまして、地域住民の安心、安全にもかかわることから、新たに市及び市の委託を受けた者以外の者がごみ集積場から収集運搬を行う行為を禁止するものとし、規定に違反した者に対して市長が当該行為を行わないよう命ずることができるものといたしました。県内における取り組みで把握しておりますのは、新潟市、阿賀野市、糸魚川市でございますが、新潟市では禁止命令に違反した者等に罰則規定を設けておりますけれども、当市では持ち去り件数も少ないため、一般的な禁止に対する命令を行う規定といたしました。  次に、条例第27条、「技術管理者の資格」の追加でございます。第2次一括法で技術管理者の資格に関する基準が条例に委任されたことによりまして、市が設置する一般廃棄物処理施設に置く技術管理者の資格を規定するものでございます。現在焼却場、し尿処理場、霧谷の最終処分場には技術管理者の資格を持つ職員を配置いたしまして運転管理を行っておりますが、この技術管理者の資格を条例に規定するものでございます。  その他の条項等の改正は、追加に伴う条の繰り上げ等が主な理由でございます。  附則は、条例の施行日を規定しております。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小堺清司君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第93号は、厚生環境常任委員会に付託いたします。  暫時休憩いたします。              午前10時51分    休  憩                       〇                                     午前11時02分    開  議 ○議長(小堺清司君)   休憩前に引き続いて会議を開きます。                       〇 △日程第16 議案第 94号 平成24年度十日町市一般会計補正予算(第4号)       議案第 95号 平成24年度十日町市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)       議案第 96号 平成24年度十日町市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)       議案第 97号 平成24年度十日町市介護保険特別会計補正予算(第2号)       議案第 98号 平成24年度十日町市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)       議案第 99号 平成24年度十日町市下水道事業特別会計補正予算(第2号)       議案第100号 平成24年度十日町市松之山温泉配湯事業特別会計補正予算(第1号)       議案第101号 平成24年度十日町市水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(小堺清司君)   日程第16 議案第94号 平成24年度十日町市一般会計補正予算から議案第101号 平成24年度十日町市水道事業会計補正予算までの補正予算8件を一括議題といたします。  提出者の説明を求めます。市長。 ◎市長(関口芳史君)   議案第94号 平成24年度十日町市一般会計補正予算(第4号)を議会に提案するに当たりまして、その概要につきましてご説明申し上げます。  補正予算の規模でございますが、12億6,236万7,000円の追加で、補正後の予算規模は371億9,403万8,000円となります。  それでは、主な補正予算の内容を申し上げます。まず、歳入でございますが、地域支え合い体制づくり事業補助金として5,397万4,000円を計上いたしました。このうち5,000万円は、地域除雪支援体制づくり事業といたしまして、地域が行う高齢者世帯等に対する冬期間の支援経費として、小型除雪機などの購入費に対しまして補助するものでございます。  次に、新潟県緊急雇用創出事業臨時特例基金補助金といたしまして1,933万9,000円を追加いたしました。内訳でございますが、生涯現役・全員参加・世代継承型雇用創出事業に626万2,000円を追加し、3事業で3人の雇用が見込まれます。6月補正と合わせた8人の雇用につきまして、3年間の支援をいただけることになります。  また、震災等緊急雇用対応事業として新規に1,307万7,000円を計上いたしまして、3事業で7人の雇用が見込まれることとなりました。  今年度の雇用対策といたしまして、今回の補正を含めますと52人の雇用を確保することができることになります。  歳出でございますが、総務費として、中里支所庁舎につきまして、利用者の利便性を考慮し、事務室を1階に集約するための改修費203万5,000円を計上いたしました。  また、財政調整基金積立金として4億7,577万7,000円を計上いたしました。これは、23年度の災害復旧費にかかる財源として、補助指令がないために国県支出金の計上ができず、一時立てかえをしたことで取り崩しをいたしました財政調整基金の積み戻しを行いまして、財政の安定化を図るものでございます。  さらに、土地開発公社貸付事業といたしまして3億4,043万円を新規に計上いたしました。これは、公社の事業運営に必要な資金を低利で貸し付けるものでございまして、経営の健全化に資するものでございます。  民生費では、放課後児童健全育成事業に772万3,000円を追加計上いたしました。これは、平成25年1月から前倒しで十日町小学校放課後児童クラブを新規開設させていただくための事業費と、25年4月から橘小学校放課後児童クラブを新規に開設するための施設改修費などでございます。  商工費では、十日町市PRブランディング事業としまして400万円を計上いたしました。十日町市産の米とそばを全国のさまざまな日本一の食材と結びつけることによりまして、全国的な認知度アップと、またマスコミやSNSを積極的に活用した情報発信を行いまして、食をもとに十日町市のブランドイメージを構築していくものというものでございます。  土木費でございますけども、克雪すまいづくり支援事業として682万円を追加いたしました。当初予算の2,200万円で募集を行いまして、6月15日に申し込みを締め切りましたけれども、この2年続きの豪雪で需要がさらに見込まれることから、追加募集を行うための予算でございます。また、除雪などで市道も大きく傷んでいることから、全体で84カ所の道路橋りょう修繕工事費といたしまして7,600万円を追加いたしまして、道路の安全対策を図ってまいります。  教育費では、十日町小学校が平成25年1月から前倒しで中央給食センターの配送校となることから、給食数が増加することに伴いまして、川西給食センターとの組みかえなどを含め、設備機器の更新、また業務委託料の追加を計上いたしました。  以上、補正予算上程に当たりまして、その概要をご説明させていただきましたけれども、引き続き詳細につきまして財政課長から説明いたさせますので、ご審議の上、ご承認賜りますようによろしくお願いを申し上げます。  私からは以上でございます。 ○議長(小堺清司君)   財政課長。 ◎財政課長(高橋徳一君)   それでは、私のほうから議案第94号 十日町一般会計補正予算(第4号)につきまして補足の説明を申し上げます。  別冊の補正予算書の6ページをお開きいただきたいと思います。最初に、第2表の債務負担行為の補正でございます。地籍調査事業、市街第4、第5計画区、おおむね3.8ヘクタールでございますけども、安定的な地籍調査を行うため、24年度、今年度から26年度までの契約を締結したいと考えております。そのため、25年度、26年度の限度額を4,680万円とするものでございます。  続きまして、隣の7ページをお願いいたします。第3表の地方債の補正でございます。総額で1,170万円を増額いたしまして、補正後の地方債の限度額は53億9,940万円とするものでございます。  少し飛びまして、12ページまでお進みください。2の歳入でございます。まず、一番上の9款1項1目の地方特例交付金でございます。交付決定を受けまして、3,199万9,000円を減額するものでございます。  次の14ページをお願いいたします。一番上の14款1項2目災害復旧費国庫負担金、説明欄の公共土木施設災害復旧費負担金、現年災(施越分)1億5,134万円の計上でございます。これは充当先のない国庫負担金のため、一般財源となりますけども、先ほど市長から説明ございました財政調整基金の積み戻しのための財源とさせていただきたいと思います。  次の14款2項3目土木費国庫補助金、説明欄の東日本大震災復興交付金8,680万2,000円の計上でございます。これは、6月の第2回の交付、そして8月に第3回の追加交付を受けての計上で、松之山の災害復旧公営住宅建設事業に充当をさせていただきたいと思います。  16ページをお願いをいたします。一番下の下段になりますけども、15款2項9目災害復旧費県補助金、説明欄、農地農業用施設災害復旧事業補助金、施越分4億7,100万の計上でございます。こちらも充当先のない補助金でございまして、公共土木施設災害復旧費同様、先ほど市長がご説明申し上げました財政調整基金の積み戻しの財源にさせていただきたいと思います。  20ページをお願いいたします。2つ目の囲みでございます。20款3項1目貸付金元利収入3億4,053万2,000円の計上で、市長説明のございました土地開発公社貸付金の元利回収金の計上でございます。  続いて、22ページをお願いいたします。一番下の下段にありますけども、21款1項7目臨時財政対策債3,310万円の追加計上で、こちらも交付決定に基づく追加でございます。  続いて、24ページをお願いいたします。歳出のご説明をいたします。最初に、2款の総務費でございます。下の囲みでございますけれども、2項2目の賦課徴収費、参考資料をつけてございますけども、1ページ記載の町界町名整理事業に伴う住所変更に係る内部情報系のシステム改修経費、こちら説明欄の005の15市民税の関係経費56万の委託料、そして25固定資産税評価替事業として、次の27ページの説明欄上段に3つの委託料がございますけども、これを合わせました190万の追加でございます。ほかに住民基本台帳、それから戸籍システム、上下水道料金システム、合わせまして678万を計上しているところでございます。  続きまして、下の3款の民生費でございます。1項の2目老人福祉費、説明欄の060の60高齢要援護者台帳整備事業397万5,000円、こちらは管理台帳の紙ベースからデジタル化を図るもので、県の地域支え合い体制づくり事業補助金を充当をさせていただきたいと思います。  続きまして、30ページ、31ページをお願いいたします。2項の6目、上の囲みの一番下でございますけども、児童扶養手当費1,287万2,000円の追加計上でございます。受給者からの8月の現況届に基づきます改定によりまして、8月以降の手当額が増額することに対応するものでございます。人数等の変更はないと聞いております。  一番下の4款衛生費でございます。1項1目保健衛生総務費、説明欄005の10、19節に中条第二病院運営費補助金1,062万3,000円を追加させていただいております。これは協定によりまして、23年度の中条第二病院の欠損金2,294万5,000円を十日町市と津南町で負担するもので、24年度の十日町市の負担額2,045万9,000円となりましたので、当初予算に対する不足額を今回計上させていただいております。  32、33ページをお願いいたします。1項3目予防費でございます。説明欄005の10予防接種事業の13節予防接種委託料1,154万8,000円の追加でございます。こちら参考資料の4ページをあわせてごらんください。これは、国が9月1日からポリオの生ワクチンを不活化ワクチンに切りかえすることに伴う追加の経費でございます。内容的には集団接種から個別接種、回数につきましても2回から4回になるということでございます。ただ、国の財源措置がございませんので、本年度につきましては8月に臨時集団接種をしながら経費の節減に努めてまいりたいと思っております。  34、35ページをお願いいたします。6款の農林水産業費でございます。1項3目農業振興費、説明欄の005の75中山間地域等直接支払制度対象面積調査委託事業108万2,000円の追加計上でございます。これは、松之山にございます留守原の棚田が復旧をいたしました。そして、対象農地といたしまして115ヘクタールの、かなり大きい面積ですけども、この追加に伴う傾斜測定経費でございます。この115のうち中里地域4集落、市之越ほか3集落でございますけども、105ヘクタールございます。こちらにつきましては、単体の集落協定では該当になりませんでしたが、集落合併が合意に至ったことから、年度途中ではございますけども、昨年までの第1期の5年継続の農地・水・環境保全向上対策事業から直接支払いの編入のための傾斜の測定を行うものでございます。この結果、直接支払いの対象となった場合、12月補正で1,300万程度の事業補正を行うことになりますので、よろしくお願いしたいと思います。  最下段の7目でございます。農地開発整備費、説明欄010の70ため池調査設計委託事業500万の計上でございます。吉田地区の十二沢ため池というのがございます。吉田保育園の西の上のほうになりますけども、築造から50年が経過をいたしまして老朽化が進んでおります。そして、現在の耐震設計基準に適合していないことから、下流の先ほど申し上げました吉田保育園、そして吉田小学校、これらの公共施設、そして住宅が連檐をしていることから、災害の場合大きな被害をもたらす危険性が高いため、県営事業採択に向けました基本調査を実施するものでございます。もし採択になった場合は、市の負担は14%となる予定でございます。  36、37ページ、お願いをいたします。真ん中の囲みでございます。2項2目林業振興費、説明欄の005の75JR東日本ふるさとの森づくり事業355万2,000円の計上でございます。これは、JR東日本が22年度から県内におきましてふるさとの森づくり事業を展開してきておりますけども、来年、25年度は十日町市での実施が決定したことから事業費を計上させていただいたものでございます。場所につきましては、中里地区の市之越集落、清津スキー場の管理棟の駐車場の付近でございますけども、植栽面積は約1ヘクタールでございます。  続きまして、38、39ページをお願いいたします。7款の商工費でございます。1項3目観光費として説明欄の035の05越後田舎体験推進事業63万円の計上でございます。十日町市をPRするため、越後田舎体験の体験メニューに信濃川ラフティング、そして宮中取水ダムの見学、魚道の見学などを取り入れるためのモニターツアーを実施をするもので、環境調整基金を繰り入れて実施をさせていただきたいと思います。  次の070の05フレンドシップ誘客促進事業に170万円を追加をいたしまして、補正後は310万の事業費となります。補助金を昨年の5,000円から2,000円に減額をしたことから、当初利用者を700人と見込んでおりましたけども、1,500人ほどが見込まれることから、今回増額をさせていただくものでございます。  最下段の1項9目大地の芸術祭推進費、説明欄の024の24オーストラリアハウスの維持管理経費153万7,000円の計上でございます。大地の芸術祭終了後の維持管理経費を計上いたしまして、今後の指定管理に備えさせていただくものでございます。  42、43ページをお願いいたします。8款の土木費でございます。2項4目克雪対策費、説明欄005の10一般経費、無雪駐車場建設工事895万3,000円の計上でございます。国道353号の改良工事に伴いまして松之山の橋詰集落のかまぼこのアーチ型車庫2棟が移転補償になりますことから、この補償費100%以内で同等の車庫を建設、再建するものでございます。  下の最下段、3項1目河川総務費、説明欄025の05急傾斜地崩壊対策事業に456万5,000円を追加計上いたしました。23年度の豪雨対策で被災をいたしました4カ所につきまして、宅地裏斜面の災害復旧事業の市の負担金でございます。負担率につきましては、先ほど4カ所と申し上げましたけども、1カ所は田川町で、こちら負担率が10%、ほかの3カ所、川治、関根、それから麻畑につきましては5%となっております。  少し飛びまして、46、47ページまでお進みください。10款の教育費でございます。1項3目教育総務振興費、説明欄の005の40奨学金貸付事業として658万円を追加をさせていただきました。奨学金で6人、修学一時金で4人、合計10人分の追加で、全額奨学金基金繰入金で充当をいたします。  次、48、49ページをお願いいたします。2項の1目教育総務管理費でございます。説明欄010の20小学校施設整備事業838万5,000円の追加の計上でございます。このうち460万円につきましては、珠川にございます旧珠田分校プール、この解体工事で、残りにつきましては雪害による修繕でございます。プール解体につきましては、借地になっておりまして、地権者からの土地返還の要請を受けてのもので、契約に基づきまして原状復旧した上で返還をさせていただきます。  52、53ページまでお進みください。11款の災害復旧費でございます。2段目の囲みになりますけども、2項1目土木施設災害復旧費、説明欄の005の10現年発生土木施設災害復旧事業(国庫補助・災害債)、これ2,606万6,000円の追加計上で、7月の6日から8日の豪雨災害に対応するもので、川西地域の3カ所でございます。  次の15現年発生土木施設災害復旧事業(災害債)、こちらも補助と同じく豪雨災害によるもので、1,460万円を追加をさせていただきました。川西が10カ所、松代が14カ所、松之山で2カ所の合計26カ所が対象でございます。  以上で一般会計の補足を終わりまして、続いて59ページまでお願いをいたします。議案第95号 平成24年度十日町市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)でございます。第1条で予算の補正を歳入歳出それぞれ1億61万8,000円を追加し、補正後、歳入歳出それぞれ63億5,352万1,000円とするものでございます。内容につきましては、前年度実績に基づきます療養給付費等の交付金の返還金のみということになっております。  70ページまでお進みください。議案第96号 平成24年度十日町市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)でございます。第1条で予算の補正を歳入歳出それぞれ129万7,000円を追加し、補正後歳入歳出それぞれ5億3,465万1,000円とするものでございます。  79ページをお願いいたします。歳出でございますけども、内容につきましてはコンピュータ備品費の追加のみでございます。当初予定されておりました制度の終了の時期がおくれたということで、延長後の機器更新に対応できるように、新潟県広域連合の指示を受けまして、機器の入れかえを行うものでございます。  80ページをお願いいたします。議案第97号 平成24年度十日町市介護保険特別会計補正予算(第2号)でございます。第1条で予算の補正を歳入歳出それぞれ2,111万9,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ62億1,638万3,000円とするものでございます。  88、89ページをお願いいたします。歳出の2段目の囲みです。6款の1項償還金及び還付加算金は、これも前年度実績に基づきます精算でございます。  次の3項1目一般会計繰出金1,377万1,000円は、こちらも前年度の実績に基づきます精算で、介護給付分と地域支援事業分でございます。  一番下ですけども、4項1目食費・居住費の支給費は、震災による減免に係る施設入居者等の食費、それから居住費の補助でございます。  90ページをお願いをいたします。議案第98号 平成24年度十日町市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)でございます。第1条で予算の補正を歳入歳出それぞれ6,625万4,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ12億9,204万9,000円とするものでございます。  93ページをお願いをいたします。第2表の地方債の補正でございます。1,460万円を増額し、地方債の限度額を3億5,110万円とするものでございます。  98、99ページまでお進みください。歳入でございます。真ん中の囲みですけども、4款1項1目の一般会計繰入金、こちらは5款の繰越金を全額補正財源として計上いたしましたが、財源不足のために557万1,000円を補正財源とするものでございます。  102、103ページをお願いをいたします。歳出でございます。一番上の囲み、1款1項1目一般管理費で、説明欄005の05手数料で43万5,000円の追加です。一般会計でご説明をいたしました町界町名整理事業に伴うシステム改修、そして8月からの料金徴収業務民間委託に伴う一部改修の費用でございます。  一番下の下段にありますけど、3款1項1目配水管等整備事業費、説明欄の010の05十日町地域配水管整備事業1,100万円の追加でございます。これは、南鐙坂地内でございますけど、主要地方道小千谷十日町津南線、思川の護岸災害復旧工事を行うため、橋に共架してございます水管橋のかけかえ工事でございます。全額簡易水道事業債で対応させていただきます。  104、105ページをお願いをいたします。下の囲みでございますけども、6款1項2目過年発生水道施設災害復旧費3,891万円を追加をさせていただきました。昨年の7月豪雨によりまして流出いたしました六箇橋のかけかえ工事に伴うもので、6月の補正で1,500万計上させていただきましたが、県の設計変更に伴います工事費の増額でございます。財源につきましては、県のほうから補償工事費収入として4,011万7,000円を追加をしております。  続いて、107ページ、お願いをいたします。議案第99号 平成24年度十日町市下水道事業特別会計補正予算(第2号)でございます。第1条で予算の補正を歳入歳出それぞれ3,744万5,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ33億6,030万8,000円とするものでございます。  110ページをお願いをいたします。第2表の地方債の補正でございます。一番上の下水道事業債を2,940万円を追加をさせていただきまして、地方債の限度額を総額で7億6,340万円とするものでございます。  114ページをお願いいたします。歳入の真ん中でございます。6款1項1目一般会計繰入金557万1,000円の減額でございます。先ほどご説明いたしました下水道事業特別会計の繰入金をこちらのほうで同額減額したものでございます。  118ページをお願いをいたします。歳出をご説明をいたします。まず、1款の総務費、1項1目の一般管理費、説明欄の12節の手数料63万5,000円でございますけども、先ほど同様、町界町名整理事業に伴うシステム改修及び8月からの料金徴収業務民間委託に伴う一部システム改修でございます。  続きまして、2項3目処理場維持管理費の備考欄に4つの処理場の手数料を追加させていただいておりますけども、環境省の環境基準改正による放流水質基準項目の追加に伴いまして、調査手数料を追加するものでございます。  2款の下水道事業費でございます。1項3目処理場建設事業費1,540万円の追加でございます。十日町下水処理センター管理棟の受変電設備創設から29年を経過しまして、最近ふぐあいが生じているため、機器の入れかえをするための実施設計委託料でございます。  120ページをお願いをいたします。真ん中の3款1項2目浄化槽建設事業費1,462万3,000円の追加でございます。備考欄の005の30、こちら松代地域は5人槽1基の工事費、そして005の40松之山地域では5人槽7基の工事費の追加でございます。  123ページをお願いをいたします。議案第100号でございます。平成24年度十日町市松之山温泉配湯事業特別会計補正予算(第1号)でございます。第1条、予算の補正を歳入歳出それぞれ30万円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ1,170万円とするものでございます。  内容につきましては、8月ぐらいから湯量が減少しているため、配湯管詰まりの応急修繕費の計上のみでございます。  私からの補足の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小堺清司君)   上下水道局長。 ◎上下水道局長(貴田幸吉君)    補正予算書134ページをお願いいたします。議案第101号 平成24年度十日町市水道事業会計補正予算(第2号)について説明を申し上げます。  第2条にありますように、収益的支出の営業費用として60万円の追加をお願いするものであります。これは、先ほど簡易水道特別会計及び下水道事業特別会計でも説明がありましたように、町界町名整理事業に伴うシステムの変更及び8月から実施しました料金徴収の民間委託に伴うシステム変更に係る費用でございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議をお願いいたします。 ○議長(小堺清司君)   8件に対する質疑を許します。庭野茂美君。 ◆21番(庭野茂美君)   それでは、1点聞かせてください。  一般会計33ページの005感染症予防事業でございますが、これは先ほどの説明と、あと事前にいただきました一般会計補正予算(第4号)の参考資料ということの4ページに説明がありましたが、これ今までですと集団で1回350円なのが、2回なので700円になると。今度は個別になって、9,408円のものが4回なので、3万7,632円になるということで理解してよろしいんでしょうか、まず。 ○議長(小堺清司君)   健康支援課長。 ◎健康支援課長(越村範子君)   不活化ポリオワクチンになったということで、全く新しいワクチンが製造されましたので、これは単純に4回分を未接種者分と、それから1回接種はしているんだけれども、残っている人たちの分を人数を計上いたしまして追加いたしました。以上でございます。 ○議長(小堺清司君)   庭野茂美君。 ◆21番(庭野茂美君)   そしたら、さっき私がお聞きしたように、今までは単価350円のものが、2回なので700円になって、今後はその単価が9,408円のものが4回なので3万7,632円になるということで理解してよろしいですね。  それと、じゃあともう一点なんですが、本年度に限って臨時で集団接種を実施するということで、850万円の経費削減を図るというふうに参考資料のほうにも書かれているんですけども、そうすると来年度以降は完全個別ということで、本年度ベースで考えるとプラス850万かかるというふうに理解してよろしいんでしょうか。 ○議長(小堺清司君)   健康支援課長。 ◎健康支援課長(越村範子君)   今年度ベースはこのような形になっておりますが、来年度は非常にまだ不安定なところがありまして、4種混合というのも今開発されていますので、25年度からは完全に個別化にはなりますが、予算のほうではこれからまた厚労省の指示を仰ぎたいと思いますが、4種混合もあわせて計上していく予定になっております。以上です。 ○議長(小堺清司君)   村山邦一君。 ◆23番(村山邦一君)   それでは、2点ほどお聞きをしたいと思っております。  市長から歳入で地域支え合い体制づくり事業、これ県の100%事業かと思いますけれども、お話がありました。県単でございますので、補正予算の参考資料では2ページで示されているわけでございますが、この県単の事業の要綱といいますか、それが多分それぞれあるかと思うんですけども、後で結構ですので、要綱だけあったらいただきたいと思っておりますが。  それで、歳出で27ページ、介護予防・地域支え合い事業、これが計上されていて、地域除雪支援体制づくり事業ということで計上されております。それで、要綱が説明資料のことしかわからないわけでございますので、十日町市では高齢化率が40%以上地域に小型除雪機等を補助対象にしたいと、こういうことになっておるわけでございますが、要綱も簡単に話ししていただくと同時に、あわせてお聞きしたいのは、市では単独で集落安心づくり事業、これは10万円でございますけれども、ありますけれども、これらの関係とあわせて中山間地の高齢化率の地域の指定の関係についてはどうなるのか。県単と市単と分かれているわけでございますから、それらが重複していいのかどうか、この辺もあわせてお聞きをしたいと思っております。  それから、もう一点については25ページ、歳出でございますが、2款1項3目企画費、地域おこし協力隊住環境等整備補助金210万ありますけれども、私もたびたび一般質問等で話ししていたわけでございますが、これやっぱり定住化のための施策かと思っておりますが、どのような中身で地域おこし協力隊が本当にこの対象に当てはまって、実際に予算計上するわけでございますから、もちろん希望されておる方等があるのではないかと思っておりますが、その辺の内容についてお聞きをしたいと思っております。以上です。 ○議長(小堺清司君)   福祉課長。 ◎福祉課長(大島利夫君)   それでは、まず最初の地域除排雪の関係のものでございますが、これにつきましては要綱は今回の議決を経ました段階で早急に整備したいというふうに思ってございますし、基本的には対象になるところは中山間地域及び高齢化率が40%と言われるところについてを対象にしたいというふうに思ってございます。  それから、市単の集落安心づくりというものと今回のはどういうふうになるんだというお話でございますが、これにつきましては集落安心づくりは市単でそれぞれ対応しておりますし、このものについてはそれぞれの自治会を組織した中で申請いただいて、それで合致するものについて交付するということでございますので、それぞれ別々であるというふうにご理解いただきたいというふうに思ってございます。以上でございます。 ○議長(小堺清司君)   企画政策課長。 ◎企画政策課長(押木仁君)   地域おこし協力隊の住環境整備事業につきましてお答えいたします。  これ新たに総務省のほうで本年度から、隊員が定住に向けた住環境、要するに住宅でございますけれども、環境整備をするための交付税を追加するという施策が打ち出されました。1人当たり50万円ということでございますが、基本的には空き家等に居住する隊員に対する住環境ということで、水回り、トイレとか、それから浴槽とか、そういう部分での環境整備を行っていきたいということで、今調査いたしましたところ、6人につきまして要望が出ているということで予算化をさせていただきました。以上でございます。 ○議長(小堺清司君)   村山邦一君。 ◆23番(村山邦一君)   それで、地域おこし協力隊はおおよそわかりましたが、新しい事業だそうですので、ぜひそういう方向で取り組んでいただきたいと思っていますが、県単の事業については、要綱についてこれから整備をしていくと、こういうことでございますので、早急に私は決めていただきたいと、こう思っております。  それと、あわせてもう一つ、実は小型投雪機、これ克雪対策で建設課の所管でございますが、これも事業が小型投雪機についてはあるんですよね、補助事業が。これは、どういうようなことで、最終的に要綱を決めないとわからんと思いますけれども、基本的にはそういう地域を選定するために、最終的に優先順位といいますか、希望が多くあれば多分、小型投雪機ですけれども、どういう順番で予算化していくのか、この辺の基本的な考え方、克雪対策の面から見ての基本的な考え方、この事業にあわせてどういうような考えを持っておられるのか、お聞きをしたいと思っています。 ○議長(小堺清司君)   建設課長。 ◎建設課長(樋口則雄君)   機種、こちらのほうの除雪に伴う希望をこれからとるというふうなことになるわけですけども、今までにもかなり私どもが整備をしておったのは、やはり老朽化が一番激しいというところにおいて、それを更新していかなけりゃいけないだろうということを第一念頭にしております。あと、そういう中で、地域ぐるみでこういう集落安心づくり事業に携われる組織づくりがなされているところ、それは当然なんですけども、それらを踏まえて、今新しい事業の中で私どもが従来やっていた集落安心づくり事業とそれらを考えながら、不公平感のないようにやっていきたいというふうに思います。以上です。
    ○議長(小堺清司君)   村山邦一君。 ◆23番(村山邦一君)   これは、けさの新潟日報の報道に出ていたんですが、前にも報道されたんで、上越市、この県単の事業、上越市と津南町が取り組みを強めているそうでございますが、上越の報道は見ておられるかと思っていますが、これ100%、1台240万ということで、機械の場合には100%補助すると、こういうことで上越市は予算化をするそうでございますが、今建設課長さんもおっしゃったように、私はこの克雪、広く考えると地域の支え合いもやっぱりその地域の克雪の問題が大きな課題になるわけですよね。当然でございますが、たびたび今までも担当の皆さんと議論した中で、やっぱり機種も山間地で本当にそれを担うような若い人たちがいればいいのは当然でございますけれども、担い手のやっぱり育成もそうでございますが、機種そのものも私どもの山間地の雪質から考えても、やはり24とか25ぐらいの馬力では非常に効率が悪いんですよね。したがって、27か28馬力ぐらいのやつを導入しないとなかなか思うように仕事ができないと、こういう実態が今までずっと私も経験しておりますので、ぜひ要綱を決めるとき、それから補助率はここへありますように小型除雪機200万円限度ということでございますし、それ以外については10万円の補助だと、こういうことになっていますので、したがって私はそういうことも含めて、やっぱりこの補助率等も要綱の中にもう一回、この予算計上に対しての提案はわかりますけれども、そういうものを補完した中で、今後要綱を決める中で、やっぱり使い勝手のいい、地域の皆さんが本当に目的を達成するような、地域で支え合ってその地域を守るような補助事業にぜひ私は充実していただきたいと思っていますが、要望も含めていかがでしょうか。 ○議長(小堺清司君)   福祉課長。 ◎福祉課長(大島利夫君)   今ほどの上越市のお話が出ましたが、上越市につきましては2,400万円の配当でございまして、240万円を限度としますと除雪機10台分というような形で配分が終わるかと、そういうふうに思ってございます。十日町市につきましては、市長にご相談申し上げ、市内にある除雪機、できる限りの確保をしながら、そのほかに中山間地、それから40%のところには資材と言われるものを購入できるような、広く対応しなさいというのがございますので、そのような形のものでやっていきたいというふうに思います。いかんせん投雪機につきましては機種に台数に限りがございますので、そのほかの多くの中山間地についても広く支援ができるようにというふうにしてございます。津南町さんにつきましても投雪機ということでございますが、十日町市につきましては非常に中山間地という部分を重く見なきゃならないという部分から、その他については10万円というのを限度にしてございますが、広くできる限り対応していきたいというふうに思ってございますし、そのようなことが一番よろしいのかなというふうに思ってございます。以上でございます。 ○議長(小堺清司君)   安保寿隆君。 ◆11番(安保寿隆君)   15ページの説明欄の上から5行目に公共土木施設災害復旧費負担金、これ施越分というふうにありました。それから、17ページの一番下の説明欄の農地農業用施設についても施越分と。この施越分ですが、先ほど説明がありました25ページの財政調整基金の組み戻しですか、トータル、この全てでおしまいと、完了というふうに理解してよろしいかどうか、これ1点目です。  それから2点目は、43ページの一番下にありました急傾斜地崩壊対策事業でありますが、ここで4カ所ということで説明がありましたが、田川町については10%住民負担という説明があったかと思うんですが、これはいわゆる10%を地元で出して、あと90%を国県で分けるという事業だかと思いますが、そうしますと大体このくらいが市民負担になるのかどうか、それから総額幾らくらいの事業にこれはなっているのか、それから田川が10%にした理由はどのようなことなのか、この3点についてお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(小堺清司君)   財政課長。 ◎財政課長(高橋徳一君)   1点目の施越分の関係でございますけども、昨年の補助の内容を見て、今回不足したものにつきまして補正計上させていただいておりますけども、まだ工事が全て終わっているわけでございませんので、増嵩等によりまして国県の補助が追加になる可能性はありますので、これで完全だということではございません。以上でございます。 ○議長(小堺清司君)   建設課長。 ◎建設課長(樋口則雄君)   それでは、急傾斜地の関係でございますけれども、今回のそこの4カ所の事業費としましたら、総額が県からの事業費的には8,580万ほどということになっております。それぞれが5%、それと1カ所だけ田川は10%という負担率なんですけれども、この理由についてはやはり事業の規模、それら事業費の規模、それぞれによってまた入れる事業の形態、そういうもので相違があるものというふうに考えております。あと、この5%市民の負担というのは、私どもが市が負担するということで、県営工事ですので、これは一般の方々の負担はございません。以上です。 ○議長(小堺清司君)   財政課長。 ◎財政課長(高橋徳一君)   1点説明を忘れていました。申しわけございません。  財政調整基金の積み戻し等の関係でございますけども、今回につきましては昨年崩した4億7,000万強を戻してあるだけで、実質当初予算で既にもう2億円を取り崩しをするような内容になっておりますので、今後の雪等の状況を見ながら、最終的にできれば財政調整基金を崩さないような形で考えているところでございます。今回の施越等によって積む、積まないということではなくて、トータル的に最終的に判断をしていきたいというふうに思っています。以上です。 ○議長(小堺清司君)   安保寿隆君。 ◆11番(安保寿隆君)   この基金の4億7,000万は、いわゆる昨年のそういう水害工事等に使うために、一時的に市の支出として出したいわゆる施越になる部分としての支出じゃなかったか、今のご答弁ちょっと意味がわからんもんですから、その点もう少し詳しく聞かせてもらいたい。  済みません、もう一つ。建設課のさっきの関係ですが、これもちょっとわからなかったんですが、市民負担は各地域にないというお話でしたでしょうか。これは、これだけ市の負担があるわけですね。先ほど5%、10%というのは、市民負担がないというふうに言われたんですか。そこのところ、ちょっともう一回詳しく聞かせてください。 ○議長(小堺清司君)   財政課長。 ◎財政課長(高橋徳一君)   冒頭市長説明でございましたように、今回の施越につきましては繰り越しという関係で交付決定をいただいておりませんので、未収入特財として扱いができなかったために、一財をもって繰り越しをせざるを得なかった。その財源を捻出するために、やむなく財政調整基金を取り崩したということなんで、今回それを積み戻しをさせていただくという内容でございます。以上です。 ○議長(小堺清司君)   建設課長。 ◎建設課長(樋口則雄君)   この事業の中で市の負担が456万5,000円でございまして、これで事業は、負担は終わりといいますか、一般の方々の、要するに普通にやる小規模の急傾斜地の崩壊事業対策と違いまして、一般の方々の負担はいただかないということになります。以上です。 ○議長(小堺清司君)   質疑は終結したものと認めます。  これより議案第94号 平成24年度十日町市一般会計補正予算についてを起立採決いたします。  本件は原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(小堺清司君)   起立全員であります。  よって、議案第94号は可決されました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第95号から議案第101号までの補正予算7件は、原案どおり可決するにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小堺清司君)   ご異議ないものと認めます。  よって、議案第95号から議案第101号までの補正予算7件は可決されました。  昼食のため、午後1時まで休憩いたします。              午前11時58分    休  憩                       〇                                     午後 1時00分    開  議 ○議長(小堺清司君)   休憩前に引き続いて会議を開きます。                       〇 △日程第17 議案第102号 平成23年度十日町市一般会計歳入歳出決算認定       議案第103号 平成23年度十日町市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定       議案第104号 平成23年度十日町市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算認定       議案第105号 平成23年度十日町市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定       議案第106号 平成23年度十日町市介護保険特別会計歳入歳出決算認定       議案第107号 平成23年度十日町市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定       議案第108号 平成23年度十日町市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定       議案第109号 平成23年度十日町市松之山温泉配湯事業特別会計歳入歳出決算認定       議案第110号 平成23年度十日町市水道事業会計利益の処分及び決算の認定 ○議長(小堺清司君)   日程第17 議案第102号 平成23年度十日町市一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第110号平成23年度十日町市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてまでの決算認定議案9件を一括議題といたします。  提出者の説明を求めます。市長。 ◎市長(関口芳史君)   議案第102号 平成23年度十日町市一般会計歳入歳出決算認定及び議案第103号から議案第109号までの7件の特別会計決算認定並びに議案第110号 水道事業会計決算認定につきまして、一括してその概要をご報告申し上げます。  初めに、平成23年度の一般会計及び7つの特別会計の決算は、歳入総額600億4,307万3,000円、歳出総額567億2,044万6,000円、差引額33億2,262万7,000円の黒字決算となりました。この差引額から、各会計の実質収支に関する調書に示しますとおり、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は、16億2,019万3,000円の黒字となりました。  23年度決算の特徴につきましては、東日本大震災や7月の新潟・福島豪雨災害の災害復旧費約31億円の影響によりまして、平成17年度の合併打ち切り決算に次ぐ決算規模となり、歳出ベースでは実質的に対前年比で約19億円の増額となっております。黒字決算となりましたことは、関係各位のご理解、ご協力のたまものと厚く御礼を申し上げる次第でございます。  それでは、一般会計から順次ご説明申し上げます。歳入419億8,400万6,000円、歳出392億5,344万2,000円、差し引き27億3,056万4,000円となりまして、翌年度に繰り越すべき財源16億6,744万3,000円を差し引きますと、実質収支では10億6,312万1,000円の黒字となりました。  歳入の主なものにつきましてご説明いたします。まず、市税でございます。66億4,673万円となりまして、前年度対比では0.4%の微増となりました。この要因は、市民税の個人分は、依然として景気低迷による所得の減少があるものの、法人分につきましては企業業績の持ち直しにより、緩やかながら経済状況の回復の兆しがあらわれ始めたのではないかと思っております。  地方交付税は151億7,590万円となりまして、前年度対比で9.9%の増加でございます。このうち普通交付税は、前年度対比0.7%の微増となり、特別交付税は豪雨災害や豪雪災害などから前年度比30.4%の大幅な増額となりました。さらに、東日本大震災にかかわる復旧復興財源といたしまして、新たに震災復興特別交付税が新設されたところでございます。  国庫支出金ですが、42億4,678万円となりまして、前年度対比で6.6%の増でございます。主な要因は、国の地域活性化臨時交付金が減額になったものの、災害復旧費、また災害廃棄物処理事業費、さらに臨時市町村道除雪費補助金の大幅な増額によるものでございます。  県支出金は31億7,878万円となりまして、前年比37.5%の大幅な増加です。この主な要因ですが、豪雪・豪雨に起因する災害弔慰金負担金や、また災害救助費負担金の増額、また基金に積み立てをいたしました2億8,000万円の東日本大震災復興事業交付金、さらに農林水産業施設災害復旧費県補助金の増額によるものでございます。  財産収入の利子及び配当金では、合併特例債活用地域振興基金及び環境共生基金積立金利子で8,100万円の運用益が増額いたしまして、総額で約1億500万円の収入となりました。  市債につきましては56億7,720万円となりまして、前年度比4.1%の増加でございます。これは、臨時財政対策債が4億6,850万円減額となりましたが、災害復旧債を6億5,340万円増額したことによるものでございます。  次に、歳出でございます。2款総務費ですが、市役所改革の取り組みにつきましては、第2次行政改革の初年度として、定員の適正化を初めとするさまざまな分野で改革を推進してまいりましたが、その進捗につきましては、おおむね計画に沿った成果を上げることができました。  また、難視共聴施設整備事業によりまして、昨年7月24日の地デジ完全移行までにテレビ難視聴地域を全て解消いたしまして、市内全域で地上デジタル放送の視聴が可能となりました。  昨年7月に発生いたしました新潟・福島豪雨災害に伴う公共土木施設及び農地、農業用施設の復旧につきましては、新潟県市長会及び北信越市長会を通じまして、10の自治体から延べ17人の応援職員を派遣していただきまして、未曽有の災害からの復旧に取り組んでまいりました。  次に、自治基本条例策定の検討に着手をいたしました。これは、合併後一定期間が経過し、将来に向けたまちづくりを進めるためには、市民と市の協働による共通の理念を掲げることが重要であると考えたためでございます。この策定に当たりましては、市民を主体としたとおかまち流まちづくりの条例を考える会が結成されまして、現在も熱心な検討作業が続けられております。  また、合併以来設置されておりました11の地域協議会につきましては、より地域が主体となった地域づくりを進めていただくために、平成24年度から地域自治組織へ移行することになり、3月末をもって解散をしております。  一方、人口減少や、また高齢化が進む中山間地域の活性化を目的といたしまして、地域おこし協力隊設置事業を積極的に取り組みました。平成23年度は新たに7人の隊員を任用いたしまして、本年3月末時点の隊員総数は20人となったところでございます。  また、交通政策におきまして、路線バス未運行地区の解消に向けて、9月から5地区でデマンド型乗合タクシーを導入し、高齢者等の移動手段の確保を図りました。  次に、本庁舎整備事業でございますが、車庫棟の建てかえのほか、本庁舎の耐震補強工事を一部行っております。なお、本庁舎の改修及び保健センターの改修は、平成25年度末で完了する予定でございます。  3款の民生費でございますが、高齢者等要援護世帯への取り組みでは、除雪券の助成見直しを行いまして、対象範囲の拡大をいたしました。また、豪雪に係る融雪屋根の維持管理費用は、今冬も災害救助法の適用外となったことから、昨年度に引き続き市単独で助成をいたしました。  子育て支援でございますけれども、公立保育園では十日町市公立保育園の統廃合及び民営化計画を策定をいたしまして、橘保育園を平成25年3月に廃園させていただき、4月より上野保育園と統合させていただくことといたしました。また、へき地保育所でございました新座保育園は、認可保育園に向けた整備を行いまして、本年4月より認可保育園としてスタートしたところでございます。  児童福祉施設整備事業では、十日町小学校に併設する十日町市発達支援センターと十日町小学校放課後児童クラブの建設工事を2カ年継続で実施をしております。  障がい者支援におきましては、就労支援事業に取り組みまして、就労継続支援雇用型事業所に23年9月から13人の方が就労をいたしました。今後もさらなる雇用の拡大が期待されております。  また、就労移行支援事業所のワークセンターなごみには、新たな地元の特産品であるスジエビを生かした煎餅の商品開発を図るために施設増築に支援を行いました。  さらに、長野県北部地震及び新潟・福島豪雨の災害関連では被災者の生活再建、また住宅応急修理などの支援を行ったほか、豪雪災害対応として、除雪機械の貸与事業にも取り組んだところでございます。  4款の衛生費ですが、子ども医療費に対する助成につきましては、通院の対象年齢を中学3年生まで拡充をいたしました。さらに、感染症予防事業の中で、特に子宮頸がん予防ワクチンにつきまして、接種対象者を中学1年から3年までに拡大をいたしまして、接種率は90.7%となったところでございます。  また、夏場には15%節電対策として、市民を対象に節電エコポイント事業を実施いたしまして、983世帯1,883件の申請がございました。さらに、ミオンなかさとのペレットボイラーで削減したCO2をソニー株式会社と国内クレジット制度による排出量取引を実施いたしましたほか、松之山温泉鷹の湯3号井では、環境省による全国初の温泉バイナリー発電実証事業が行われました。  5款労働費でございますが、前年度対比45.3%の大幅な減となりました。これは、平成22年度において緊急雇用創出事業臨時特例基金事業及びふるさと雇用再生特別基金事業を5款から一括支出していたものを、23年度におきましては事業担当課の科目から支出変更したことによるもので、23年度はこの2事業をもとに延べ15事業で92人の新規雇用を創出したところでございます。  6款の農林水産業費でありますが、昨年は長野県北部地震、7月の新潟・福島豪雨など、相次いだ大災害によりまして、農地農業用施設は中越大震災を上回る被災を受け、膨大な復旧作業に忙殺されることとなりました。そうした中、米の消費量減少により売れ行きが落ちている十日町産コシヒカリを初め、妻有ポーク、またカルビタトマトなど、地域特産物の情報発信と販路拡大を目指しました地域農産物ブランド化事業をスタートいたしました。また、新規就農者確保支援対策事業におきましては、農業関係機関による相談窓口の設置のほか、農業実習費や、また住居費に支援を拡大していくなど、当市農業従事者のいち早い高齢化に対する担い手対策の充実を図ってまいったものでございます。  林業関係におきましては、緊急経済対策事業により市直営の森林整備作業班の設置を継続いたしまして、さらに雇用創出事業によりまして林地残材の搬出による間伐材の資源化を図るなど、多彩な森林整備に積極的に取り組んでまいりました。  7款商工費でございますが、東日本大震災、長野県北部地震の影響によって低迷する地域経済活動の回復支援、また復興支援といたしまして、他の款も合わせまして約2億円の規模の緊急経済対策を実施をいたしました。商工費では第1次として、中小企業の資金繰り対策、市の融資制度等の信用保証料補給割合を引き続き75%とさせていただいております。また、頑張るものづくり企業応援事業に取り組みまして、地域経済が低迷する中で行われた製造業の設備投資に対しましてご支援をするとともに、宿泊キャンセルが相次いだ宿泊施設への支援事業を行ってまいりました。6月には第2次の対策といたしまして、商工業、観光業、農林業、建設・建築業などに対しまして25の支援策を実施をいたしました。震災復興プレミアム商品券発行事業に約3,800万円を充てたほか、大地の芸術祭関連事業、スポーツ振興及びスポーツ合宿誘致事業、また保育園施設整備支援事業、省エネルギー対策などにも取り組んだところでございます。十日町地域地場産業振興センターの空調設備改修、また1階フロアの改修によるリニューアル工事にも支援をいたしました。  次に、産官学連携事業につきましては、第2回の十日町市ビジネスコンテストに取り組んだほか、前年度最優秀プランでありました「十菓町スイーツでまちおこし」の事業化も支援したところでございます。また、平成22年度に引き続きまして、中心市街地活性化基本計画の策定に積極的に取り組んでまいりました。昨年10月には第1次骨子を発表いたしまして、私自身も先頭となって市内関係団体、民間事業者に広報、周知をしてまいっております。  観光振興につきましては、職員知恵出し会議政策提案事業として、農業体験無料バス運行事業を実施いたしましたほか、ただいま開催中の大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2012に向けまして、キナーレを越後妻有里山現代美術館として生まれ変わらせるための改修に着手するなどの諸準備を進めてまいりました。  8款土木費でございますが、道路新設改良費におきましては、新宮野中線、浅河原新町新田線、清田山線、浦田松之山線を初めといたしまして、計40路線の市道改良設備工事を行いました。  雪寒事業におきましては、土市第2、また為永、干溝地区など各地で消雪パイプ工事に取り組みまして、さらに高山城之古地区におきましては流雪溝整備を行いました。  また、7月の新潟・福島豪雨により被災した住宅周辺の斜面対策といたしまして、鉢第2地区を初め14地区で小規模急傾斜地崩壊防止工事を実施をいたしまして、住宅復興費では長野県北部地震と新潟・福島豪雨による一部損壊住宅の修繕費用を助成をいたしております。  街路事業では、本町西線の整備を行いました。土地区画整理事業の駅西地区では、平成24年度の事業完成に向けまして、道路整備、宅地造成及び公園の整備を行いました。一方、西本町地区におきましては、宅地造成、道路工事の一層の進捗を図ったところでございます。  地籍調査では、平成22年度から市街第1計画区である山本、山本町地区に着手をいたしまして、24年中に成果を法務局へ送付するとともに住所表示の変更を行います。また、市街第2、第3計画区も予定どおり進捗をしておりまして、市街第2計画区につきましては25年度早々に住所表示の変更を行う予定になっております。  9款消防費でございますが、FM告知端末機の市内全域への配布が完了したほか、行政無線のデジタル化に向けた電波伝搬調査、基本設計に着手をいたしました。  また、十日町地域広域事務組合におきまして、平成23年8月に第2次十日町地域消防再編計画を策定し、組織体制をさらに効果的、効率的に構築するため、消防本部庁舎と西分署庁舎を統廃合し、あわせて防災拠点機能を有する施設として強化を図ってまいります。さらに、電波審査法基準改正による消防救急無線のデジタル化に伴い、無線中継局設置などの防災基盤整備を推進してまいります。  10款の教育費でありますが、学校教育関係では学力の向上と不登校児童生徒の減少を目指し、4つのモデル中学校区を中心に小中一貫教育の試行を始めました。また、安全、安心な学校施設整備のため、千手小学校ほか3校の校舎の耐震化を実施するとともに、十日町小学校改築に合わせまして、市立の特別支援学校の開設準備を進めてまいりました。  社会教育関係では、(仮称)十日町市市民文化ホールの建設に向けまして建設検討委員会から答申をいただくとともに、国宝出土地笹山遺跡の学術発掘調査事業に着手をいたしました。  また、体育関係では、体育施設の利用促進と管理運営の充実を図るために、総合体育館ほか9施設をNPO法人ネージュスポーツクラブの指定管理といたしました。一方、施設整備では、中里体育館建設事業に着手をいたしまして、実施設計と旧体育館の解体撤去工事を完了いたしました。さらに、吉田クロスカントリー競技場多目的広場整備事業では、昨年6月に市民協働作業で芝苗を植えていただきまして、1万平米の芝生広場が完成をいたしております。  11款災害復旧費でございますが、昨年の豪雪、長野県北部地震、7月の新潟・福島豪雨などの大災害に見舞われた当市では、公共土木施設、各種の公共施設、また農地農業用施設において甚大な被害を受け、市民生活や経済活動に大きな影響を及ぼしたわけでございます。災害からの早期復旧に努めるとともに、小規模農業災害の負担率を10%とさせていただき、農家負担の大幅な軽減を図ってまいりました。平成23年度は、災害復旧事業の現年対応分に要した経費となりますが、引き続き早期復旧に向け、懸命な作業を継続しているところでございます。  次に、特別会計であります。7つの特別会計とも黒字決算となりました。主な特別会計の状況につきましてご説明をいたします。  まず、国民健康保険特別会計では、高額療養費等が依然として高目に推移をし、後期高齢者支援金及び介護納付金がそれぞれ10.3%増加したことにより、歳出におきまして約2.1%の増加となりましたが、一般会計から約5,000万円の基準外繰り入れを実施したことによりまして、実質収支額は1億4,206万円の黒字でございました。  次に、簡易水道事業特別会計でございます。実質収支額は1,061万円の黒字でございました。合併以来の懸案でございました水道料金の統一につきましては、中里地域以外において8%の引き下げを行うとともに、中里地域の料金につきましては急激な料金上昇による負担増を緩和するため、2段階で統一することといたしました。これにより、中里地域におきましては平均で33%の料金上昇となりましたが、地域の皆様からご理解をいただき、統一をすることができました。なお、平成23年度末の給水人口は2万5,203人となっております。  最後に、水道事業会計であります。収益的収支につきましては、税抜き後の当年度純利益は1億6,299万円でございました。一方、資本的収支につきましては、2億1,614万円の不足額が生じましたので、減債積立金並びに損益勘定留保資金等で補填をいたしました。主な施設改良工事ですが、主要管路の耐震化事業、また公共事業の実施に伴う配水管の布設がえ工事等を行いました。平成23年度末の給水人口は3万3,000人となっております。  各会計の主な概要は以上でございます。  私は、市長就任以来、「選ばれて住み継がれる十日町市」の実現に向けて、多くの皆様にご理解、ご支援をいただきながら取り組まさせていただいてまいりました。  こうした中、市長就任3年目となります平成23年度決算にかかわる財政指標におきましては、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は0.9ポイント上昇し、91.3%となりました。これは、経常歳出におきまして、定員適正化計画に基づく人員削減により、人件費で1.2%減少したわけでございますが、一方歳入の臨時財政対策債が4億6,850万円減少したことが要因でございます。  また、実質公債費比率は、単年度の比率で14.7%、3カ年平均で15.5%となりまして、前年度より改善をいたしております。起債制限比率も1.4ポイント改善いたしまして、10.3%となりました。  これら財政指標の改善は、これまで積極的に進めてまいりました職員の削減など行財政改革の推進、また優良起債の積極的活用の効果が出てきたものと考えております。引き続き常識にとらわれず経費の削減を進め、財源を生み出し、これを市民サービス向上に振り向けてまいりたいというふうに考えております。  基金の状況につきましても、平成23年度末の残高は全会計の合計で105億円を超す規模となったところでございます。今後とも基金の有効な運用を図る中で、この運用果実を財源とした事業を展開してまいります。  これからも選ばれて住み継がれるまちづくりのため、「人にやさしいまち」「活力ある元気なまち」、そして「安全・安心なまち」を重点方針に掲げまして、その達成に向けて取り組みをより進化させてまいる所存でございます。  以上で私からの概要説明は終わりますが、引き続き各担当から補足の説明を申し上げますので、何とぞご承認を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。以上でございます。 ○議長(小堺清司君)   続いて、一般会計歳入全部について補足説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(高橋勝芳君)   それでは、私のほうから一般会計の歳入につきまして補足の説明を申し上げます。  決算書の45ページをお開きください。初めに、1款の市税、1項1目個人分でございます。市長から説明もございましたが、歳入済額は17億9,734万1,136円となりまして、前年度対比3.5%の減でございます。  その下、2目の法人分、収入済額が3億8,213万4,400円で、前年度対比14.2%の増加となっております。平成20年度の対比でも8.2%の増加となっているところでございます。  次に、2項の固定資産税でございます。収入済額は34億9,329万4,010円で、前年度対比では0.8%の微増となっております。これは、主に家屋分では中越地震の代替特例、新築軽減などの特例期間が順次終了するということによりまして、微増ということでございます。  下の4項1目の市たばこ税でございます。収入済額は6億1,930万6,461円で、前年度対比では3%の増加となっております。これは、たばこ税率が平成22年10月に改正されましたが、販売本数は減少したものの、税収は増額ということになっております。  次の47ページをお開きください。2款の地方譲与税でございます。3億9,924万2,493円となりました。前年度対比では2.4%の減少でございます。  次の49ページをお願いいたします。6款の地方消費税交付金でございます。5億6,552万9,000円となりまして、前年度対比では3.4%の減少でございます。  次の51ページをお願いいたします。10款の地方交付税でございます。市長からご説明ございましたが、普通交付税では118億9,114万6,000円でございまして、公債費分の基準財政需要額が4,400万円増加をいたしましたけれども、基準財政収入額が約3,400万減少したことから、前年度対比では0.7%の微増ということでございます。  少し飛ばしていただきまして、59ページをお願いいたします。59ページは使用料でございます。60ページ上段のところの体育施設使用料でございます。前年度対比では269%の大幅減となっております。これは、市長から説明ございましたように、23年度から体育施設9施設を指定管理者のほうに委託をしたということによりまして、市の収入が減少したということでございます。  次の61ページをお願いいたします。14款、一番下でございますが、国庫支出金でございます。前年度対比では6.6%、おおよそ2億6,000万の増額でございます。この要因につきましては、次の63ページにございますように、1項2目災害復旧費国庫負担金で約5億3,000万の増、次の65ページの2項2目1節に保健衛生費補助金で災害廃棄物処理事業費補助金が約1億6,500万の増、2項4目1節の臨時市町村道除雪費補助金が約3億1,000万の増などによるものでございます。  69ページまでお進みをいただきたいと思います。15款の県支出金でございます。これも市長の説明にございましたが、対前年度比では37.5%、約8億6,600万の大幅な増額ということでございます。71ページにございますように、1項2目12節災害弔慰費県負担金で約1,100万、13節の災害救助費県負担金で約1億円の増と、また73ページの2項1目10節に、これも市長の説明にございましたが、東日本大震災復興事業交付金2億8,000万円の、これ皆増でございます。さらに、2目3節被災者生活再建支援費県補助金、これでは約1億3,000万円の皆増となっております。  少し飛びまして、85ページをお願いいたします。85ページ、16款の2項1目2節で建物売払収入でございますが、旧六箇小学校、旧桜木書庫、これを売却をいたしまして、約4,300万円の収入となっております。  87ページをお願いいたします。18款1項1目の財政調整基金繰入金でございます。災害復旧費あるいは除雪経費などの一般財源に充てたものでございまして、4億7,577万7,000円を取り崩しを行ったところでございます。午前の補正予算におきまして、同額を積み戻しということで議決をいただいたところでございました。  少し進ませていただきまして、107ページをお願いいたします。21款の市債でございます。4目の合併特例事業債の収入済額は28億4,570万円でございます。対前年度比では3,110万円、1.1%の減となっております。それぞれ充当した事業につきましては、備考欄に記載したとおりでございます。ご参照いただきたいと思います。  次の109ページをお願いいたします。同じく市債の6目過疎対策事業債の収入済額は4億2,510万円でございます。対前年度比では130万、0.3%の微増でございます。平成22年度からソフト事業分が新設をされました。ソフト事業分は、このうち1億6,260万円、対前年度比では270万円、1.7%の増加となっております。  下の欄でございます。7目の臨時財政対策債の収入済額は13億1,540万円で、対前年度比では4億6,850万円、26.3%の減となっております。これは、本来普通交付税の交付基準額の一部を平成23年の国の基準に基づきまして市が交付税の代替の財源ということで市債を発行したものでございます。  最後の23目緊急防災・減災事業債の収入済額は、これは皆増となっておりますが、1億8,950万円でございます。これは、東日本大震災を教訓といたしまして、全国的に緊急に実施する必要性が高く、即効性のある防災、減災の事業を対象といたしまして、平成23年度に新設をされた地方債でございます。辺地債、過疎債と並ぶ優良債でございまして、十日町小学校、下条小学校、松代小学校の改築の事業の財源といたしております。  歳入の補足説明は以上でございます。 ○議長(小堺清司君)   続いて、歳出1款について補足説明を求めます。議会事務局長。 ◎事務局長(宮正朗君)   それでは、1款議会費について補足説明を申し上げます。  113、114ページをお願いをいたします。1款議会費の支出済額は2億8,283万9,827円で、前年度対比プラス35.2%、金額にして7,360万441円の増額となりました。備考欄をごらんください。005一般経費ですが、前年度対比マイナス5.5%、216万2,919円の減額でございます。これは、職員構成の変更に伴う職員人件費の減が主な要因でございます。  次に、010議会活動費ですが、前年度対比プラス44.6%、7,576万3,360円の増額でございます。これは、昨年6月1日の地方議会議員年金制度廃止以降も年金を受給されておられる方々への給付を賄うために、新たに全国の地方公共団体が分担して財源を出し合うことになったことが主な要因でございます。  1款議会費の補足説明は以上でございます。 ○議長(小堺清司君)   総務部長。 ◎総務部長(高橋勝芳君)   それでは、2款総務費について補足説明を申し上げます。  決算書115ページでございます。初めに、1項総務管理費全体についてご説明をいたします。支出済額は45億2,464万6,884円で、前年度対比4億3,037万4,610円、率にいたしまして8.7%の減となっております。主な理由でございますが、財政調整基金、環境共生基金等の22年度にございました基金の積み立てが減少したこと、それから情報政策に係るシステム改修の完了による事業費の減、テレビの難視聴地域の解消事業の事業費の減などが主な要因となっております。  次に、1目の一般管理費でございます。支出済額は23億5,482万6,402円でございます。対前年度比16.6%の増となっております。備考欄005の05職員人件費の2一般職給料でございますが、これは企画政策課、総務課など、支所も含みまして90人分の給与の総額となっております。同じく3退職手当8億8,326万円ほどでございますが、これは市長部局以外の職員も含めまして、平成23年度中に退職いたしました38人分の退職手当、それと任期満了になりました教育長の退職手当の合計額となっております。平成22年度までは、教育委員会部局の退職手当につきましては教育費で計上しておりまして支出をいたしておりました。平成23年度からは、市の職員全退職者分を2款に計上し、支出したことに、そのように取り扱いしております。なお、特別会計、水道事業会計を含みます全会計の一般職の職員人件費は、前年度対比で約3億円、率にいたしまして5.5%の減額となっております。これは、職員数が41人減少したこと、退職者が前年度に比べて3名少なかった、必然的に退職手当も減額となったということが要因になっております。  次の117ページをお願いいたします。備考欄の上のほうでございますが、010の15各課共通経費の消耗品1,110万円ほどがございますが、このうち564万3,889円につきましては経済対策、それと節電対策ということでLED電球を2,100個ほど購入いたしまして、市の施設に配置をいたしました。この経費が入っております。  少し進みまして、129ページをお願いいたします。一番上の囲みでございます。2目の文書広報費で30の市勢要覧発行事業でございますが、合併以来2回目ということで、6年ぶりに市勢要覧を発行させていただいた経費でございます。  その下の企画費、支出済額は2億3,321万979円でございます。前年度対比では9.5%の増でございますが、この増額の要因につきましては地域おこし協力隊の隊員の増加、それと交通政策の経費の増というのが主な要因となっております。  次、少し進みまして、132ページをお願いをいたします。下段の95高齢化集落支援(地域おこし協力隊設置)事業でございます。市長の説明にございましたように、昨年度末、隊員の総数20名でございます。内訳でございますが、十日町地域が6名、川西地域2名、中里、松代、松之山の3地域は各4名となっております。いずれも、地域のために多様な地域振興の取り組みを行っているところでございます。  134ページをお願いいたします。備考欄の60でございます。交通空白地解消事業でございますが、路線バスが未開通の空白地5地域におきまして、その解消のため、地域の住民の利用度、意向などの調査行いまして、9月からデマンド型乗合タクシーの運行を開始したところでございます。23年度の運行便数は、累計でございますが、426便、利用者数は706名となっております。  次の135ページをお願いいたします。5目の財産管理費でございます。備考欄の下段、012の05基金積立金、25の合併特例債活用地域振興基金積立金は、地域住民の連帯感の強化、地域振興を目的に積み立てをしているものでございますが、23年度は積立額が8億円、財源の95%が合併特例債となっております。前年度までの積み立てを合わせますと、基金残高は合計で23億3,796万7,000円となりました。利率の高い国債などによりまして、効率的な運用に努めているところでございます。  139ページをお願いいたします。7目の情報政策費でございます。支出済額は3億3,170万1,351円でございまして、対前年度比45.4%と大きく減少いたしました。この理由につきましては、平成22年度に税、戸籍、福祉などの基幹的業務に係るシステムを新たなシステムに入れかえをしておりまして、この更新経費が23年度は皆減しておること、統合型地理情報システムの構築も22年度をもって完了ということが理由になっております。また、翌年度への繰越額、繰越明許費が計上してございますが、これは外国人登録法の廃止によりまして、住民基本台帳法の改正に対応するシステム改修事業が、法改正に伴う国からの詳細な指示がおくれたことによりまして年度内完了が難しくなり、事業費の一部を繰り越しをさせていただいたものでございます。  141ページをお願いいたします。142ページの上段のほうでございますが、030の15難視共聴施設整備事業でございます。昨年4月24日から地デジ完全移行化に対応する機器の整備ということで、共同受信組合などに補助金を交付した事業でございます。22年度に事業は大きく進捗いたしまして、23年度は最終年度ということで、事業費は減少をしております。  143ページをお願いいたします。9目の地域振興費でございます。144ページ、備考欄の下段でございますが、010の10集会施設整備事業におきまして、新規に2つの集会場の整備に補助を行っております。  次のページでございますが、146ページの上段に81浦田地区多目的施設整備事業といたしまして、民間施設を取得し、改修をいたしました。地域コミュニティの強化、交流事業などの受け入れ施設といたしまして環境整備を行ったところでございます。  2款総務費の補足は以上でございます。 ○議長(小堺清司君)   暫時休憩いたします。              午後 1時48分    休  憩                       〇                                     午後 2時00分    開  議 ○議長(小堺清司君)   休憩前に引き続いて会議を開きます。  歳出3款及び4款についての補足説明を求めます。市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(尾身晴夫君)   それでは、3款民生費の補足説明を申し上げます。  159、160ページをお願いいたします。3款民生費全体の支出済額は、総額で82億7,524万8,624円となりまして、前年度に比較し3.9%、3億1,441万3,725円の増でありました。  163、164ページをお願いをいたします。まず、1項1目社会福祉総務費でございます。備考欄の上段、05集落安心づくり事業ですが、58集落、昨年度、22年度は54集落でございました。58集落が取り組み、各集落10万円を限度として補助金を交付いたしました。  その下の045の05要援護世帯除排雪援助事業ですが、たび重なる豪雪に対し支援の要綱の見直しを行いまして、雪処理券を前年件数の37%増の979世帯が利用いたしました。また、融雪屋根に333世帯を支援をいたしまして、災害救助法から適用外となっております融雪屋根燃料代等の助成に1世帯2万円を385世帯に助成をいたしまして、今冬の豪雪に対応させていただきました。  次に、2目老人福祉費でございます。165、166ページをお願いいたします。備考欄の中ほど、20送迎用マイクロバス購入事業であります。老人福祉センター平成園に経年劣化の進んだ送迎用の車を更新をいたしました。利用者への安全、安心な送迎を図ってまいりました。  下段の025老人在宅支援対策事業であります。その中の05の20寝たきり老人等介護手当は、893人の自宅で介護されている世帯に2,880万円を支出。  その下の06の20寝たきり老人等おむつ給付費にあっては、1,295世帯を対象として3,363万3,600円を支出をいたしました。  167、168ページをお願いをいたします。備考欄の上段から7行目の10たっしゃで100事業では、20ポイントを特典として利用した入浴施設利用者は延べ4,430人であります。入浴施設使用料といたしまして199万2,250円を支出をいたしました。  中ほどの060の56高齢者等緊急通報システム貸与事業であります。設置台数345台の業務委託料であります。  同じく58徘回ネットワーク整備事業では、認知症の方の見守りや徘回者の捜索のために市と警察等の関係機関や認知症サポーター養成講座受講者の人を対象に、徘回者の捜索をお願いする通信に係る委託費でございます。  169、170ページをお願いいたします。備考欄中ほどの100緊急雇用創出事業臨時特例基金活用事業の05福祉・介護施設人材確保支援事業は、長引く景気の不振の中で3年間の国の補助事業の最終年で、24人の雇用に対し事業主に支出したものであります。  その下の予備費充用は、松代地域の老人生きがいデイサービスセンターつるかめ園のボイラーの緊急修理に係る支出でありました。  次に、同じく3目のほうに移りたいと思います。3目障がい者福祉費でございます。備考欄の005の05の19節、補助金の末尾、障がい福祉施設整備費補助金1,198万9,000円は、就労継続支援事業所ワークセンターかわにしの施設整備とワークセンターなごみの施設増築に係る支出であります。  171、172ページをお願いをいたします。備考欄の上段、25生活のしづらさに関する調査事業であります。これは、厚生労働省の委託調査で、生活のしづらさを感じている人を対象に調査したものであります。市内の3つの町内120世帯が対象となりまして、そのうち生活のしづらさを感じた世帯が直接厚生労働省に回答し、それに携わった調査員報酬や、それにかかわる経費等であります。  1つ置きまして、その下の010の05重度心身障がい者医療費助成事業ですが、県の単独事業で、県が2分の1、市が2分の1を負担して助成しているもので、1億637万2,520円の支出で、受給者は1,605人であります。  備考欄下段の010の70あんぜんあんしん対策事業でございます。これは、災害時での障がい者の方へ早期の手助けができるよう、障がい者マークのついた着用ベスト及び救護が必要になったとき呼びかけるホイッスルをそれぞれ100セットを準備いたしまして、このホイッスルにつきましては必要とされる方に配付をいたしました。  173、174ページをお願いいたします。上段の037、05障がい者就労支援事業では、80歳以上のひとり暮らしの方に絵手紙を差し上げるシルバーポストカード事業や市庁舎等の清掃事業、公園等管理及び草刈り、除草等の委託を昨年に引き続きお願いしたところであります。  中ほど、040の05地域生活支援事業ですが、13節障がい者相談支援事業、同じく日中一時支援事業は1,633回、訪問入浴サービス事業は324回を実施をいたしました。これは、障がいのある人の地域生活に必要な支援を実施してまいりました。  また、備考欄の下段、045障がい者自立支援給付事業でございますが、これは自立支援法で定められております義務的事業でありまして、20の中ほど、共同生活介護給付費はケアホームの入居者に係る経費であります。  最下段の就労継続支援給付費(雇用型給付費)は、津南町の就労継続支援雇用型事業所サンファームに平成23年9月から13人の方が就労をいたしました。その給付費であります。  175、176ページをお願いいたします。備考欄最上段の20就労継続支援給付費(非雇用型給付費)でございます。就労が困難な障がい者に生産活動の機会を提供する支援で、150人を支援をしてまいりました。  中ほどの35障がい者自立支援特別対策事業の20事業運営円滑化給付費、同じく20移行時運営安定化事業給付費は、障がい施設が旧法の体系から新体系の障害者自立支援法に移行する際の報酬を保障したものであります。この措置は、23年度までとなっているものであります。  続きまして、備考欄下段の055緊急雇用創出事業臨時特例基金活用事業2,323万8,073円は、市内の障がい者授産施設の事業所が新たな商品の開発等のため専門支援員を雇用し、商品販路の拡大を目指し、ひいては障がい者の月額賃金の上昇につなげるものであります。  179、180ページをお願いいたします。2項1目児童福祉総務費でございますが、備考欄上段の020の35上野保育園改築事業では、これは外構工事や車庫等の建設工事などを行いました。  181、182ページをお願いをいたします。備考欄中ほどの060の05放課後児童健全育成事業でございます。9施設で実施をいたしまして、延べ2万9,270人の利用がございました。前年度に比較いたしまして11%の増となりました。  続きまして、183、184ページをお願いいたします。中ほどの099、10のファミリー・サポート・センター事業では、子供を預かってほしい人、お手伝いをしたい人を合わせまして107人の方から会員として登録をいただきました。  その下の100の05子育て情報発信事業は、これは職員知恵出し会議政策提案事業といたしまして、子育て世代の活動活性化と交流増加を目的に、ポータルサイト、ラジオ放送や情報誌を用いて親子向けのイベントや子育てサークルなど情報発信をいたしました。ポータルサイト「めごめご.net」と呼んでおりますが、8月の開設から3月まで約8万件のアクセスがございました。  187、188ページをお願いをいたします。備考欄中ほど、中段の005の25へき地保育所施設整備事業でございますが、これは新座保育園を4月から認可保育園に向けて保育室などの改修等を行った準備経費でございます。  5目子ども手当費でございます。005の05子ども手当支給事業では、これは9月までは中学生まで一律1万3,000円、10月からは3歳未満は1万5,000円、3歳以上からは小学生の第1子、第2子は1万円、ただし3子については1万5,000円、中学生は1万円、こういう形で支給された内容でございます。  189、190ページをお願いいたします。下段の生活保護費でございます。総額3億7,512万457円を支出いたしました。  191、192ページをお願いいたします。備考欄上段の020の10生活保護受給者向け就労支援事業は、被保護者の就労に向けた相談や指導を行う就労支援員を配置をいたしました。6人の就労に結びつけました。  中ほどの2目扶助費の005の05生活保護費は、201世帯260人に対する扶助費でございます。前年度は197世帯253人でございました。この中の医療扶助費と生活扶助費で全体の4分の3を占めております。  193、194ページをお願いいたします。4項1目災害救助費でございます。備考欄中ほどの020の05災害救助支援事業の13節障害物除去委託料は1,408件の豪雪に係る雪処理に対応いたしました。  その下の19節大規模自然災害見舞金と弔慰金は、東日本大震災、長野県北部地震及び新潟・福島豪雨に係る被災者と被災自治体に見舞金として支出をさせていただき、お亡くなりになった方のご遺族に弔慰金として支払いをいたしました。  3款民生費は以上でございます。  続きまして、4款衛生費の説明を申し上げます。  195、196ページをお願いいたします。4款衛生費全体の支出済額は22億9,661万2,453円で、前年度に比較いたしまして18.7%、3億6,103万1,833円の増となりました。また、継続費逓次繰り越しはし尿前処理施設整備事業、繰越明許費は災害廃棄物処理費が主なものでございます。  それではまず、1項1目保健衛生総務費でございます。005の10一般経費の中ほどの19節中条第二病院運営費補助金1,843万5,000円は、これは精神科医2名などを増員したため欠損となったために、協定に基づき支出したものでございます。  197、198ページをお願いをいたします。020の26子ども医療費助成事業の市単事業分でございますが、これは市長説明にございましたように、中学3年生まで拡大したことによるものでございます。前年度比で約50%の増となりました。  中段の030母子保健事業の10母子保健相談指導事業の11節印刷製本費でございますが、これは子育て支援ガイドブックを作成いたしまして、それぞれ未就学児を持つ転入者等に配付をいたしました。  下段の35の不妊治療助成事業でございますが、26件の申請がございました。  199、200ページをお願いをいたします。035精神保健福祉事業の05地域精神保健促進事業でございますが、鬱、自殺予防対策の強化といたしまして、臨床心理士のこころの健康相談を2回から6回に増加をいたしまして、強化を図ってまいりました。  2目の健康増進費でございます。005の健康診査等事業の20健康診査事業でございますが、新規に肝炎ウイルスの検診を40歳以上の節目年齢の方を対象に勧奨いたしまして、227人の方が受診をいたしました。  201、202ページをお願いをいたします。下段の015健康づくり推進事業の10住民の医療参加促進事業でございますが、県の地域医療再生基金を活用した新規事業であります。「こどもの救急・事故」というパンフレットを作成いたしまして全戸配布したほか、地元医師会に委託し、脳卒中予防等の講演会を開催いたしました。  203、204ページをお願いをいたします。025(女性特有の)がん検診推進事業でございます。23年度から新たに大腸がん検診も40歳から60歳までの節目年齢がこのクーポン事業に組み入れられ、3,945人の方が受診をいたしました。これは、男女とも受けられる大腸がん検診が加わったことによりまして、事業名も「女性特有」の表現が年度途中から外れ、今後はがん検診推進事業に変更となる予定になっております。なお、大腸がん検診全体では6,954人の受診者があり、26人のがんの発見がございましたが、うちクーポン事業対象者からの発見はございませんでした。  続きまして、中段の3目予防費でございます。005感染症予防事業の30子宮頸がん等予防接種事業では、子宮頸がん予防接種の助成対象について、これも中学3年まで拡大したものでございます。接種率は、子宮頸がん予防ワクチンが90.7%、ヒブワクチンは20.1%、小児用肺炎球菌ワクチンは21.6%でございました。  続きまして、4目の環境衛生費でございます。207、208ページをお願いいたします。中ほどの030の10住宅用太陽光発電システム設置補助事業は8軒に223万3,000円を助成をいたしました。  最下段の045の05地域グリーンニューディール基金事業では、ミオン中里へのペレットボイラーに熱交換機976万5,000円で増設をいたしました。  次に、2項1目の清掃総務費でございます。213、214ページをお願いをいたします。これは、焼却場の大規模改修事業に向けましての主な改修工事等でありますが、25の15節ごみ処理施設改修工事7,827万7,500円は1号炉の空気予熱機及び入り口ダクト工事が主なものでございます。  80の15節施設等改良・維持修繕工事4,347万円は2号炉の耐火物補修工事が主なものでございます。  最下段の015の20し尿前処理施設整備事業は、2カ年の継続事業といたしまして、1年目の建設工事の委託料が4,000万円で、全体の7.3%で着手をいたしました。  215、216ページをお願いいたします。3項1目災害廃棄物処理費でございます。005の10災害廃棄物処理事業で、長野県北部地震災害廃棄物処理事業が東日本大震災と同じ取り扱いを受けられることとなりまして、322棟の家屋を2億9,183万5,051円で処理運搬をいたしました。また、15の新潟・福島豪雨災害廃棄物処理事業では32棟の家屋の運搬処分費用が4,822万230円、20の市単倒壊家屋解体費助成事業で25棟886万7,000円の助成を行ったところであります。  4款衛生費の補足説明は以上でございます。 ○議長(小堺清司君)   続いて、歳出5款、6款及び7款についての補足説明を求めます。産業観光部長。 ◎産業観光部長(大津善彦君)   それでは、私のほうから5款から7款までの決算をまとめて補足説明をさせていただきます。  まず、5款労働費です。決算書の215、216ページをお願いいたします。労働費の支出済額が前年度比で大幅な減額となったのは、先ほど市長のほうからご説明をしたとおりであります。主な事業は、備考欄下段、008の20労働対策貸付事業の十日町市勤労者住宅建設資金預託金、新潟県労働者信用基金協会預託金及び010の05総合福祉センター管理運営経費の運営委託料や、218ページ、備考欄の上段、015の05高等職業訓練校管理運営経費の運営委託料等でございます。  また、020十日町地域シルバー人材センター助成事業につきましては、主なものは同センターの運営費に対する補助金であります。  5款労働費の補足説明は以上です。  続きまして、6款農林水産業費です。決算書217、218ページをお願いをいたします。6款農林水産業費の支出済額は16億692万1,624円で、前年度対比1.8%の増となりました。  1項農業費、1目農業委員会費は、備考欄中段の005農業委員会活動費のほか、220ページ、備考欄の上段、10農地利用状況調査費は、転作田の自己保全管理地の現況調査を行ったものです。  221ページをごらんください。3目農業振興費です。222ページの備考欄の下段、24新潟米高品質化整備事業は、JA十日町が行う十日町米ブランド力強化事業で、高品質、良食味米の生産拡大に取り組むため、新たに色彩選別機を2台導入したものです。  同じく備考欄の下段、27高付加価値米等生産推進事業は、独自のブランド米確立を目指した市内生産組織の食味分析計、色彩選別機等の導入を支援したものです。  224ページをごらんください。備考欄の上段、38長野県北部地震被災農家経営再開支援事業は、長野県北部地震により松代、松之山地域の作付を見送ったおよそ6.7ヘクタールの水田の1年間の維持管理労務費等に対しまして補助金を支出したものです。  同じく備考欄の中段、50中山間地域等直接支払交付金事業は、市内110の協定集落の営農活動や協同取り組み活動などに対しまして交付金を支出したものです。  226ページをごらんください。備考欄の上段、020新規就農者確保支援対策事業ですが、これは農業実習生2名の受け入れ農家の支援と認定就農者1名の農業機械導入に対する支援を行ったものです。  同じく226ページの4目水田農業構造改革対策費です。備考欄の下段、52市単水田利活用自給力向上事業は、転作田を活用した複合営農への取り組み、農地集積を図る認定農業者への支援を行ったものでございます。  続きまして、227から230ページにかけてごらんをください。6目農業施設管理費です。230ページの備考欄の上段、015農業施設整備事業は、川西地域仙田地区の活性化拠点施設、仙田体験交流館の増改築に係る設計監理委託を行ったものです。  7目農地開発整備費ですが、230ページの備考欄の下段、20県単農業農村整備事業は、十日町地域川治、下原田地区のおよそ10ヘクタールのほ場整備とあわせまして、地区内の道路や河川の整備を行ったものでございます。  232ページをごらんください。備考欄の中段、61耕作放棄地対策支援事業は、平成20年度に行った耕作放棄地の実態調査で再生可能とされた耕作放棄地の一部、5.97ヘクタールの再生経費を支援したものであります。  同ページ、備考欄の中ほど、015農地・水・環境保全向上対策事業は、中山間地域等直接支払制度の平場版と言われるもので、28の活動組織が行う地域ぐるみの共同活動や10の活動組織が行う先進的な営農活動の取り組みに対し、補助金を交付いたしました。  233、234ページをごらんください。9目農地整備費ですが、備考欄の下段、010中山間地域総合整備事業は、十日町地域吉田地区と六箇地区、中里地域清津里山地区、同じく020農地環境整備事業は、十日町地域赤倉地区と当間地区の県営基盤整備事業の負担金でございます。  次に、10目6次産業振興費です。備考欄の最下段、05、6次産業振興事業では、引き続きまして耕作放棄地の有効活用を探りながら、スジエビなどの養殖、加工などの内水面養殖事業により特産品の開発に取り組みました。  236ページ、備考欄の上段、25交流都市ネットワーク事業では、都内での物産展に積極的に出展をし、販路拡大に取り組みました。さらに、市内の食品について、他地域との差別化を図るためにDVDを作成いたしまして、都内での物産展やイベント等で活用いたしました。  237、238ページをごらんください。2項林業費、2目林業振興費です。備考欄の下段、11森林環境整備事業は、臨時作業員5名を雇用いたしまして、市直営の作業班を編成し、森林整備に取り組んだものでございます。  備考欄の最下段、66きのこ生産経営再建支援事業は、長野県北部地震で大きな被害を受けたきのこ生産者の経営再開に向けた生産資材購入費の一部を支援をいたしたものであります。  240ページをごらんください。備考欄の下段、020の30土砂災害緊急治山事業は、豪雨災による2カ所の斜面地の崩壊復旧を行ったものでございます。  その下、025緊急雇用創出事業臨時特例基金事業は、国の雇用創出事業を活用いたしまして、林地に放置された間伐材の有効活用を図る集積、運搬の事務委託を、さらにその下、030新潟県ふるさと雇用再生特別基金事業につきましては、県の雇用創出事業を活用しまして森林整備作業の業務委託を行ったものです。  6款農林水産業費の補足説明は以上であります。  続きまして、7款商工費です。241、242ページをお願いいたします。商工費全体の支出済額は29億179万4,246円で、対前年比10.6%の減少となりました。  まず、242ページ、1項商工費、1目商工総務費の備考欄の最下段、20中心市街地活性化推進事業では、先ほど市長が申し上げましたが、平成22年度に引き続きまして基本計画の策定に取り組みました。市民ワークショップによる市民の皆様からのご意見などをもとに、昨年10月に第1次骨子を発表し、周知を図りました。また、商工会議所などと連携をいたしまして、中心市街地活性化のための推進体制の構築に努めるとともに、基本計画に盛り込む事業を民間事業者から積極的に提案いただくため、3月に事業募集を行っております。  続いて、243、244ページ、2目商工業振興費ですが、備考欄の中ほど、010貸付金関係事業は、各種制度融資の預託金と信用保証料及び利子補給金でございます。昨年は震災と豪雨被害があったため、昨年度中に県のセーフティネット資金を利用した事業者に対し、3年間に限り利子の全額補給しております。  245、246ページをごらんください。備考欄の中段、020工業関係事業ですが、09十日町地域地場産業振興センター助成事業の施設整備事業費補助金と、これ飛びますが、248ページ、備考欄の中段、82十日町地域地場産業振興センター助成事業の明許繰り越し分、これを合わせまして、これも先ほど市長の説明にもありましたように、十日町地域地場産業振興センターの空調設備の改修、それと1階の改修を行いました。  また、そのほかの事業としましては、248ページ、備考欄の中段、85産官学連携推進事業として、第2回ビジネスコンテストに取り組み、わか者ニュービジネス創造応援事業助成金によりまして22年度の最優秀プランの事業化支援も行いました。  031地域経済復興支援事業は、東日本大震災、長野県北部地震の影響で落ち込んだ地域経済の復興支援として取り組んだ事業でございます。  05頑張るものづくり企業応援事業で、企業の設備投資を促し、15雇用確保維持助成事業では、雇用維持に取り組む市内企業に助成金を交付いたしました。  また、20中小小売業等振興事業では、プレミアム率20%の震災復興プレミアム商品券2億円の発行を支援をいたしました。ここでまことに申しわけございませんが、今お話をしました20中小小売業等振興事業のシンの字が新しいという字になっております。正しくはてへんの振るという字でございます。ご訂正のほうをお願いいたします。申しわけございませんでした。  249、250ページをごらんください。3目観光費であります。備考欄の下段、009の15十日町市観光協会助成事業は、観光協会が行う観光事業や祭り事業などの支援を行ったものでございます。  かなり飛びますが、264ページまでお進みください。備考欄の上段、060職員知恵出し会議政策提案事業は、十日町市観光協会に事業費を補助いたしまして、自分だけのオリジナル観光パンフの作成や周遊チケットの発行を行うとおかまち観光バイキング化計画推進事業、また農業体験無料バス「グリーンライナー」の運行事業を実施をいたしました。  備考欄中段の070地域経済復興支援事業は、長野県北部地震後の観光復興のための緊急経済対策といたしまして、市内の旅館等の宿泊料を割り引くフレンドシップ誘客促進事業など実施をいたしました。  265、266ページをごらんください。4目消費者行政推進費ですが、備考欄の中段、005の10消費生活相談所設置事業では、消費生活相談専門員を配置いたしまして、月曜日から金曜日まで相談に応じる体制を整えました。  5目企業立地促進費でございますが、備考欄の下段、010の10企業設置奨励事業で指定を受けました13の事業所に対して利子補給を行うとともに、7事業所に対して雇用促進奨励金を交付いたしました。また、1事業所に大規模企業立地促進奨励金を交付いたしております。  267、268ページをごらんください。7目スキー場運営費ですが、270ページ、備考欄の上段、ここに記載のとおり松之山温泉スキー場及び松代ファミリースキー場の圧雪車を各1台更新をいたしました。  続いて、8目温泉運営費ですが、272ページ、備考欄の中段、015松之山温泉配湯事業特別会計繰出金は、同特別会計で実施をいたしました長野県北部地震災害復旧事業に充てるため、一般会計から繰り出したものでございます。  続きまして、9目大地の芸術祭推進費です。272ページ、この翌年度繰越額欄、中段の継続費逓次繰り越し4,060万円はキナーレアート作品設置事業の経費として、その下段にございます繰越明許費464万5,000円は大地の芸術祭受入対策事業の作品改修委託料として24年度に繰り越しをした金額でございます。23年度につきましては、ただいま開催中の大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2012の開催に向け、必要な事業を実施をいたしました。  主な事業につきましては、272ページ、備考欄の下段、010大地の芸術祭運営事業では、大地の芸術祭作品制作や広報宣伝、ディレクター業務の委託などを行いました。  276ページになりますが、備考欄の中段、040大地の芸術祭受入対策事業では、大地の芸術祭作品の改修や作品案内看板の設置などを行いました。  以上で5款から7款までの補足説明を終わります。 ○議長(小堺清司君)   続いて、歳出8款についての補足説明を求めます。建設部長。 ◎建設部長(柴田芳雄君)   それでは、私のほうから8款の土木費の補足説明を申し上げます。  275ページ、276ページをお願いいたします。8款土木費全体の支出済額は59億9,308万4,427円で、前年度比4.4%の減でございます。  1項1目の土木総務費の支出済額は4,792万5,510円で、対前年度比7.3%の減でございます。減額の主な理由は、人件費の減によるものでございます。  279、280ページまでお進みください。2項2目道路橋りょう維持費の支出済額は2億5,896万6,022円で、前年度比17.9%の減でございます。減額の主な理由は、国の経済対策分として平成21年度から22年度に繰り越しをした事業費が多かったことによりまして、その反動で23年度の支出が減となったものでございます。  283ページ、284ページをお開きください。2項3目道路新設改良費の支出済額は5億9,557万978円で、前年度比29.6%の減でございます。減額の主な理由は、7月豪雨災害への対応を最優先とし、当該年度の事業実施を抑制したことによるものでございます。  備考欄015道路整備事業におきましては、市全体で40路線を対象に、29件の測量調査委託、39件の道路改良、舗装工事等を行いました。  なお、この目の繰越明許費3億6,536万1,936円は、22件の測量調査委託、18件の道路改良工事及び11件の土地購入費、16件の物件・家屋移転補償などに要する経費でございます。  289ページ、290ページまでお進みください。2項4目克雪対策費の支出済額は6,917万3,681円で、前年度比6.5%の増となっております。  備考欄025の05雪シンポジウム事業でございますが、平成9年に十日町市で開催して以来、14年ぶりに当市での開催となりました。  291ページ、292ページをごらんください。2項5目道路除雪費の支出済額は27億3,374万1,341円で、前年度比28.7%の増となっております。増額の主な理由は、前年に引き続きまして災害救助法が適用されるほどの大雪によりまして、道路除雪経費が増となったものでございます。  293ページ、294ページをお願いいたします。2項6目融消雪施設維持費の支出済額は1億6,661万5,596円で、前年度比14.1%の減となっております。この主な原因は、7月豪雨災害への対応を最優先とし、当該年度の事業実施を抑制したことによるものでございます。  295ページ、296ページをお願いいたします。2項7目融消雪施設建設費の支出済額は1億2,927万6,007円で、前年度比61.1%の減となっております。この主な原因につきましても、7月豪雨災害への対応を最優先したことにより、当該年度の事業実施を抑制したことによるものでございます。  297ページ、298ページでございますが、3項1目河川総務費の支出済額は1億1,870万6,599円で、前年度比132%の増でございます。この主な理由として、7月豪雨災害により被災した斜面対策事業として、小規模急傾斜地崩壊対策事業を実施したことによるものでございます。  299ページ、300ページをお願いいたします。下段、4項2目街路事業費の支出済額は1億9,665万205円で、前年度比18.0%の減となっております。減額の主な理由は、川西地域のにぎわい空間関連事業が完了したことなどによるものでございます。  なお、繰越明許費の1,681万6,000円は、震災、豪雨災害の影響を受け着手できなかった測量委託及び302ページ、備考欄中段の025、住宅市街地基盤整備事業において、市道本町西線の道路工事の一部を翌年度に実施するものでございます。  次に、このページの中段、4項3目公園事業費の支出済額は2,474万602円で、前年度比17.1%の増となっております。増額となりました理由は、川西総合緑地公園拡張事業が開始されたことなどによるものでございます。  なお、繰越明許費の496万9,000円は川西総合緑地公園の水路工事の一部を翌年度に実施するものでございます。  最下段、4項4目公園管理費の支出済額は3,770万4,556円で、前年度比10.9%の増となっております。増額となった主な理由は、修繕料の増によるものでございます。  303、304ページをお願いいたします。下段、4項6目区画整理費の支出済額は1億3,972万8,228円で、前年度比77.1%の大幅減となっております。減額の理由は、駅西地区が終盤を迎え、事業費が縮小したことによるものです。  また、繰越明許費の1億7,327万円は、駅西地区の道路築造事業、公園整備及び西本町地区の宅地整地、道路築造事業などを翌年度に実施するものでございます。  307ページ、308ページまでお進みください。5項1目住宅管理費の支出済額は1億2,717万985円で、前年度比25.8%の減でございます。減額の主な理由は、住宅リフォーム補助事業費と市営住宅修繕費の減額によるものでございます。  309ページ、310ページをお開きください。中段、5項3目住宅建設費の支出済額は685万5,450円で、前年度比皆増でございますが、四日町市営住宅B、C棟の設計委託料でございます。  次に、5項4目住宅復興費の支出済額は5,323万990円で、これも前年度比皆増でございます。長野県北部地震及び新潟・福島豪雨災害に係る一部損壊住宅修繕補助金が主なものです。  なお、繰越明許費の33万7,000円は、一部損壊住宅修繕補助金を翌年度に実施するものでございます。  最下段、6項1目地籍調査事業費の支出済額は6,001万7,314円で、前年度比8.7%の増でございます。主な支出は、312ページ、備考欄中段の15地籍調査事業の13節測量調査委託料で、市街地第2計画区の一筆調査等の測量と東日本大震災の影響に伴う点検、測量業務を実施いたしました。  なお、繰越明許費の603万8,000円は、市街地第1計画区の検証測量調査の一部を翌年度に実施するものでございます。  以上で8款の補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(小堺清司君)   続いて、歳出9款についての補足説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(高橋勝芳君)   それでは、9款の補足説明を申し上げます。  同じく311ページをごらんください。9款消防費につきましては、支出済額12億4,335万7,264円でございます。前年度対比1.3%の増となっております。  次の313ページ、お願いをいたします。3目の防災費では、支出済額が1億315万9,186円となっておりまして、対前年度比では37.3%の増加でございます。主な理由でございますが、316ページの備考欄、025緊急情報等告知システム構築事業、このFM告知端末の購入に要した経費が主なものでございます。23年度で事業完了でございます。  消防費の補足は以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(小堺清司君)   暫時休憩いたします。              午後 2時48分    休  憩                       〇                                     午後 2時58分    開  議 ○議長(小堺清司君)   休憩前に引き続いて会議を開きます。  歳出10款についての補足説明を求めます。教育次長。 ◎教育次長(池田則夫君)   それでは、10款教育費の補足説明を申し上げます。  315、316ページをお願いします。10款教育費の支出済額は41億4,145万3,583円となり、前年度比2億3,300万円の減、率にして5.3%の減となりました。減額の主な理由は、23年度から教育委員会職員の退職手当の支出科目を2款総務費に変更したためでございます。  その下の1項教育総務費、これは支出済額3億6,294万4,049円となり、退職手当の減により、前年度比32.5%の減となりました。  320ページをお願いします。5目教育センター事業費の備考欄の005の20小中一貫教育推進事業1,759万8,000円余りでは、学校教育課に嘱託指導主事1人、中学校区、10校区ございますが、そこに教育助手を1人ずつ配置し、小中一貫教育の試行に取り組みました。  このページの下から2行目、005の45教育系ネットワーク管理費1,827万6,000円余りでは、教育系ネットワークや学校に配置したパソコン等に関する年間900件を超える問い合わせやトラブルに素早く対応できるよう教育センターにヘルプデスクを配置し、教員が教育活動に集中できるよう環境の改善に取り組みました。  1ページめくっていただき、322ページをお願いします。備考欄の上から2行目、010の学習指導事業2,272万2,000円では、嘱託指導主事4人、情報教育指導助手1人、ALT5人を配置し、児童生徒の学力、情報教育、国際理解教育の向上に取り組みました。  その下の015の教育相談事業1,759万9,000円では、嘱託指導主事2人、相談員9人、スクールカウンセラー4人を配置し、指導、相談を通じて不登校やいじめの解消に努めました。  323、324ページをお願いします。2項小学校費でございます。支出済額は14億2,993万6,068円となり、前年度比3.7%の減となりました。  330ページをお願いします。このページの上段、4目学校教育振興費の備考欄でございますが、025の小学校支援員設置事業4,314万5,000円では、小学校に教育支援員27人、学習指導助手5人を配置し、学習の支援を行いました。  次に、3項中学校費でございます。支出済額は7億2,985万9,647円となり、前年度比19.9%の減となりました。  332ページをお願いします。そのほぼ中段、1目教育総務管理費の備考欄でございますが、010の15中学校施設整備事業1億3,169万円では、水沢中学校に図書室兼ランチルーム棟を新築しました。なお、市長の説明にございましたように、千手小学校ほか3校の耐震化を実施したことにより、平成23年度末の耐震化率は68.9%となり、22年度と比較して8.2ポイント上昇いたしました。  336ページをお願いします。上から2行目、4目学校教育振興費の備考欄でございますが、025の中学校支援員設置事業1,050万4,000円では、中学校に教育支援員8人を配置し、学習の支援を行いました。  次に、同じページの4項社会教育費でございます。支出済額が7億1,518万2,954円となり、前年度比4.9%の増となりました。  338ページをお願いします。1目社会教育総務費の備考欄でございますが、025の25生涯学習コーディネーター設置事業136万6,000円では、臨時職員1名を配置し、子育て支援機関等と連携のもと、家庭教育や青少年教育の推進を図りました。  342ページをお願いします。上から4行目、2目文化財保護費の備考欄でございます。015の遺跡調査発掘事業5,249万1,000円では、干溝東遺跡を初め6カ所の遺跡の発掘本調査事業及び同じく干溝東遺跡を初め10カ所の遺跡の遺物整理事業を実施しました。  352ページをお願いします。3目公民館費の備考欄でございます。025の生涯学習事業777万2,000円では、家庭教育学級やふれあい教室など、幼少年家庭教育事業を302回実施し、22年度より631人多い8,723人の参加がございました。また、松代、松之山地域では、小学校の宿題の手伝いや不得意科目の克服のため、寺子屋事業を実施しました。  356ページをお願いします。5目情報館費でございますが、020の81情報館施設維持管理経費(光臨交)1,089万6,000円では、天井の照明をLEDにする改修工事を行いました。  361、362ページをお願いします。5項保健体育費でございます。支出済額が9億353万865円となり、前年度比19.0%の増となりました。  同じページの1目保健体育総務費の備考欄、010の15十日町地域スポーツ振興事業2,668万5,000円でございますが、この事業では、1ページめくっていただきまして、364ページをお願いします。備考欄の上から6行目、19節桜花レスリング道場補助金500万円で、道場の開設20周年に当たり、食堂改修、レスリングマットの張りかえなど、選手の練習環境の改善を補助しました。  また、次の19節合宿誘致宿泊者補助金704万1,000円と十日町市長距離カーニバル事業補助金400万円は、震災と豪雨災害の風評被害等に対する緊急経済対策の一環として実施したものでございます。  372ページをお願いします。4目学校教育給食費でございます。備考欄005の学校給食一般経費1億6,303万6,000円では、小中学校16校の自校給食を実施しました。  1枚めくっていただきまして、374ページの備考欄、015の給食業務委託事業1億2,273万3,000円では、4つの学校給食センターに学校給食の調理、配送業務を委託し、小中学校17校の給食を実施いたしました。  10款教育費の補足説明は以上でございます。 ○議長(小堺清司君)   続いて、歳出11款についての補足説明を求めます。産業観光部長。 ◎産業観光部長(大津善彦君)   11款災害復旧費の補足説明をいたします。  373、374ページをお願いいたします。11款災害復旧費全体の支出済額は、長野県北部地震、7月の新潟・福島豪雨と大きな災害が続いたために、27億6,783万8,606円と対前年比で91倍という大幅な増額となりました。  まず、1項農林水産業施設災害復旧費ですが、374ページ、備考欄の中ほど、005の11現年発生農業施設災害復旧事業は、国庫災797件分でございます。  同じく備考欄の下段、16現年発生農業施設災害復旧事業及び21農業施設災害復旧経費は、市単災害5,430件分でございます。  続きまして、375ページをごらんください。2項土木施設災害復旧費ですが、376ページ、備考欄の下段、005の10現年発生土木施設災害復旧事業は、国庫災害223件分でございます。  同じく備考欄の下段、15現年発生土木施設災害復旧事業は、市単災害で695件分でございます。  377、378ページをごらんください。3項文教施設災害復旧費ですが、378ページの備考欄の中ほど、010の05現年発生公立学校施設災害復旧費は、地震債による奴奈川小学校ほか11校の復旧工事、さらに豪雨債による十日町小学校ほか6校の設計監理を委託したものでございます。  同じく備考欄の下段、010の05現年発生社会教育施設災害復旧費は、主に地震債による中里公民館、松代生涯学習センターなどの復旧工事でございます。  同じく377ページの4項都市施設災害復旧費ですが、378ページの備考欄の最下段、005の10公園施設災害復旧事業は、豪雨債による信濃川運動公園の復旧工事でございます。  379から382ページにかけてごらんをください。7項その他公共施設・公用施設災害復旧費ですが、380ページ、備考欄中段の005観光施設災害復旧事業は、長野県北部地震で被災をした松之山温泉スキー場リフト施設などの災害復旧工事でございます。  同じく備考欄の下段、010の05社会体育施設災害復旧事業は、豪雪による被災、また地震債、豪雨債による松代総合体育館の天井、照明器具復旧工事ほか17件の復旧工事でございます。  11款災害復旧費の補足説明は以上でございます。 ○議長(小堺清司君)   続いて、歳出12款及び13款についての補足説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(高橋勝芳君)   それでは、381ページをお願いをいたします。  12款公債費でございます。地方債元金償還金につきましては、過疎対策事業債あるいは繰上償還額の時限的な減少によりまして、対前年度比では6.9%の減額となっております。  また、2目の利子でございますが、借入金の金利の低下あるいは高金利の起債の償還、繰上償還などによりまして、対前年度比では2%の減額となっております。  次のページの13款の予備費でございます。予備費につきましては、緊急な支出に対応するために、備考欄に記載のとおり、それぞれの事業に充用をさせていただきました。  以上でございます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(小堺清司君)   続いて、議案第103号 国民健康保険特別会計から議案第106号 介護保険特別会計までの4件についての補足説明を求めます。市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(尾身晴夫君)   それでは、議案第103号 国民健康保険特別会計について補足説明を申し上げます。  388、389ページをお願いいたします。まず、歳入でございます。1款の国民健康保険税でございますが、収入済額は13億8,170万6,394円で、前年度に比べ4.27%の減となりました。22年度に税率改定を行ったものでございますが、22年度の所得状況が予想以上に低かったことによるものと推察しております。現年度分の収納率は97.21%で、県内20市におきましては最高の収納率となっております。また、23年度末の被保険者数は1万6,538人で、前年度に比べ483人、2.84%の減少となっております。  390、391ページをお願いいたします。最下段、4款の国庫支出金でございますが、1項の国庫負担金は前年度に比べて2.27%の減額になっております。  392、393ページをお願いをいたします。2項国庫補助金は、国の財政調整交付金が前年度に比べて増額となりました。震災等による災害臨時特例補助金によって前年度より5.31%の増額となりました。  それから、最下段の5款の療養給付費等交付金でございますが、前年度に比べて20.17%の増額となりました。  396、397ページをお願いをいたします。10款1項1目の一般会計繰入金でございます。保険税の軽減分などの1節保険基盤安定繰入金が2億2,108万1,685円、4節の財政安定化支援事業繰入金7,640万円、合わせまして4億4,985万4,685円の13.30%の増となっております。  次に、歳出でございます。402、403ページをお願いをいたします。歳出総額の64.83%を占める2款の保険給付費でございますが、40億5,892万7,059円で、前年度比の0.54%の増となりました。特に最下段の2項高額療養費は4億921万8,948円で、前年度に比べまして1.61%の増額であります。依然として高目に推移しております。  404、405ページをお願いをいたします。下段の3款の後期高齢者支援金でございますが、後期高齢者医療保険を若年層も支援することになっておりまして、7億7,766万2,629円を支払いをいたしました。これは、新潟県後期高齢者広域連合で県内の全市町村を調整した結果として、前年度比10.31%の増額となっております。  406、407ページをお願いをいたします。最下段の6款の介護納付金でございます。3億5,523万5,368円で、前年度比10.30%の増となりました。これは、40歳以上65歳未満の国保に加入者の介護保険料は国民健康保険税に加算して徴収することになっております。介護納付金は、当市の介護保険事務に係る応分の負担に基づくものであります。  408、409ページをお願いをいたします。上段の7款の共同事業拠出金でございますが、7億5,637万8,111円で、前年度に比較いたしまして2.35%の増となりました。これは、高額医療にかかわる医療費を県内の市町村間で調整して負担するために拠出するものでございます。  次に、中ほどの8款の保健事業費のうち、1項の特定健康診査等事業費でございますが、国保加入者で40歳から74歳以下の人を対象に健康診査等を実施した経費でございます。対象者は1万3,067人で、受診された方は人間ドックを含め6,160人となっております。受診率は47.14%でございます。  412、413ページをお願いいたします。中段の11款2項1目の直診勘定繰出金でございますが、これは国保診療所特別会計への繰出金で、5,670万7,000円を支出をいたしました。  以上によりまして、歳入から歳出を差し引いた1億4,206万214円を次年度に繰り越しをいたしました。  国民健康保険特別会計につきましては以上でございます。  続きまして、議案第104号 国民健康保険診療所特別会計についてご説明を申し上げます。415、416ページをお願いいたします。歳入でございます。1款の診療収入は、2億4,869万5,966円となりました。前年度に比較いたしまして0.3%、85万8,380円、わずかながら増となりました。  417、418ページをお願いをいたします。診療報酬の増があったのは、2項1目受託診療等収入でございます。前年度に比較いたしまして33.9%、667万8,147円の増でございます。主な要因は、子宮頸がんワクチン接種の対象者を拡大したことによるものでございます。  421、422ページをお願いをいたします。歳出でございます。1款1項1目一般管理費の005の05職員人件費は、これは一括して川西診療所に計上しておるところでございます。  425、426ページをお願いいたします。2款1項1目の医業費は8,736万4,038円で、前年度に比較いたしまして6.6%、537万3,170円の増となりました。これは、ワクチン等の医薬材料費の増加が主な要因でございます。  国民健康保険診療所特別会計の補足説明は以上でございます。  続きまして、議案第105号 後期高齢者医療特別会計について補足説明を申し上げます。432、433ページをお願いいたします。後期高齢者医療保険は、新潟県後期高齢者医療広域連合で所管している業務でございますが、市町村では主に保険料の徴収事務を担当しております。  それでは、歳入でございますが、1款の後期高齢者医療保険料の収入済額は3億2,628万4,900円となりました。滞納繰り越し分を含めた収納率は98.75%でございます。なお、23年末現在の被保険者数は1万1,148人でございます。  それでは、中段の3款1項1目の一般会計繰入金でございますが、1億7,709万4,000円となりました。これは、主に保険料軽減分を保険基盤安定繰入金として繰り入れたものでございます。  436、437ページをお願いいたします。歳出でございます。中段の2款1項1目の後期高齢者医療広域連合納付金でございます。これは、徴収した後期保険料に軽減に係る保険基盤安定繰入金等を加えた4億9,133万9,468円を新潟県後期高齢者医療広域連合に支出したものであります。前年度に比べて0.86%の増となっております。  後期高齢者医療特別会計につきましては以上でございます。  続きまして、議案第106号 介護保険特別会計についてご説明を申し上げます。441、442ページをお願いをいたします。まず、歳入でございますが、1款1項1目第1号被保険者保険料の収入済額は8億8,294万4,500円となり、収納率は98.7%となりました。  443、444ページをお願いをいたします。上段の4款1項1目の国庫支出金の負担金であります介護給付費負担金は、9億3,288万1,355円となりました。  ページ下の5款1項1目の支払基金交付金の介護給付費交付金は15億9,259万3,764円ということであります。  続きまして、445、446ページをお願いいたします。上段、6款1項1目の県支出金の負担金でありますが、介護給付費負担金は7億9,345万2,990円となりました。この国支払基金、県支出金は、対前年度に比較いたしまして、それぞれ3.7%、4.8%、2.8%と増加をしております。   下段の8款1項1目の一般会計からの繰入金は、7億9,160万5,000円となっております。この中で、介護給付費に係る現年度繰入金は6億7,892万1,000円で、前年度に比較し、4.9%の増となっております。  次に、447、448ページをお願いいたします。2項1目2節の基金繰入金は1億6,142万3,000円でございますが、介護給付準備基金からほぼ全額を繰り入れたものでございます。  次に、歳出についてお願いをいたします。453、454ページをお願いをいたします。下段の2款1項の保険給付費は53億3,600万2,280円で、前年度に比較しまして5.1%の増となり、歳出全体の94.6%を占めております。  このうち454ページの下から3つ目の囲みにあります005の05介護サービス給付費は、地域密着型特養やグループホームの整備等によりまして47億9,612万3,054円となり、前年度に比較しますと5.2%の増となっております。  また、最下段の囲みの005の05高額介護サービス費にあっても9,399万717円となり、これも前年度に比較しますと7.3%の増加となっております。  455、456ページをお願いをいたします。備考欄、上の005の特定入所者介護サービス費は、地域密着型の複合施設よしだの開設や、ほくほくの里の増床によって食費、移住費が増加したことによりまして2億6,933万6,240円となり、前年度に比較しますと13.5%の増となっております。  457、458ページをお願いをいたします。2目の包括的支援事業・任意事業費は、高齢者虐待や認知症、徘回への相談のほか、増加傾向にあります要支援認定者への介護プランの充実を図る、これらの観点から市内の3つの地域包括支援センターへの委託料でございます。6,193万4,195円となりました。前年度に比較しますと17.8%の増となっております。  介護保険特別会計につきましては以上でございます。 ○議長(小堺清司君)   続いて、議案第107号 簡易水道事業特別会計及び議案第108号 下水道事業特別会計についての補足説明を求めます。建設部長。 ◎建設部長(柴田芳雄君)   議案第107号 簡易水道事業特別会計決算の補足説明を申し上げます。  決算書462、463ページをお願いいたします。まず、歳入でございます。2款1項1目水道使用料の収入済額は4億6,722万6,712円で、歳入総額の38%を占めております。現年度分4億6,244万5,002円は、前年度比で1.9%の増となっております。これは、前年度の収入が料金の徴収方法を変更したことにより少なくなっていたためでございます。  3款国庫支出金や次ページの7款市債の収入未済額が多額になってございますが、たび重なる災害の影響で次年度への繰り越し事業が多くなったことによるものでございます。  468ページ、469ページまでお進みください。次に、歳出でございます。1款1項1目一般管理費の支出済額は3,419万147円で、前年度比55.2%の大幅な減となっております。この要因でございますが、13節委託料で企業会計移行準備経費がなくなったことによるものでございます。支出の主なものは、情報処理委託料、検針手数料、消費税などでございます。  2款1項1目の業務管理費の支出済額は2億1,827万5,233円で、前年度比12.3%の増となっております。これは、漏水修理などの修繕料の増によるものでございます。そのほかには、施設の運転保守点検にかかわる経費や水質検査手数料などが支出の主なものでございます。  474、475ページをお願いいたします。3款1項1目の配水管等整備事業費の支出済額は1億4,671万8,544円で、前年度比32.7%の減となっております。その要因といたしましては、災害により次年度への繰り越し事業がふえたことと、前年度は21年度からの繰り越しで、国の景気対策としてきめ細かな交付金事業が実施されたことによりまして事業費が膨らんでいたことによるものでございます。主な支出は、石綿管などの老朽管の更新と道路工事や下水道工事に伴います水道管の布設がえ工事費などでございます。  476ページ、477ページをお願いいたします。1項2目簡易水道等施設整備事業の支出済額は7,864万2,856円で、前年度比16.5%の減でございます。その要因といたしましては、災害により次年度への繰り越し事業がふえたことによるものでございます。事業の主なものといたしましては、松代地区簡易水道第6次拡張の配水管布設がえ工事などでございます。  478ページ、479ページをお願いいたします。7款1項1目の現年発生簡易水道施設災害復旧費の支出済額は1億8,224万8,816円であり、前年度比362.4%の大幅な増となっております。これは、長野県北部地震及び7月の新潟・福島豪雨により被災した施設の復旧に要した経費でございます。  簡易水道事業特別会計の補足説明は以上でございます。  続きまして、議案第108号 下水道事業特別会計決算の補足説明を申し上げます。  483ページ、484ページをお願いいたします。まず、歳入でございます。2款1項1目の下水道使用料の収入済額は9億1,718万2,240円で、歳入総額の24.3%を占めております。現年度分9億895万261円は、前年度比5.6%の減となっております。これは、前年度の収入が料金の徴収方法を変更したことにより一部が前倒しとなり、膨らんでいたためでございます。  493、494ページまでお進みください。次に、歳出でございます。1款1項1目一般管理費の支出済額は1億1,006万4,984円で、前年度比8.1%の増となっております。主な支出は、職員人件費、検針手数料、消費税などでございます。  495、496ページをお願いいたします。2項の維持管理費の支出済額は5億5,020万4,424円で、前年度比7.7%の増となっておりますが、前年度からの繰り越し工事が多かったことが主な要因でございます。支出の主なものは、マンホールポンプと処理場の電気料、修繕料、施設管理並びに汚泥処分の委託料などでございます。  505ページ、506ページまでお進みください。2款1項1目公共下水道事業費の支出済額は8,930万8,053円で、前年度比60.3%の大幅な減となっておりますが、未普及地区の整備が進み、残事業が少なくなっているためでございます。主な支出は、明石町及び区画整理区域で実施いたしました管渠の布設工事費などでございます。  507、508ページをお願いいたします。2目の特定環境保全公共下水道事業費の支出済額は1億5,730万3,294円で、前年度比55.6%の減となっておりますが、これも同様に残事業が少なくなっているためでございます。中条、浅之平、吉田山谷、小黒沢、土市、川西、松之山等で管渠の布設を実施いたしました。  509ページ、510ページをお願いいたします。3款1項1目浄化槽維持管理費の支出済額は2,886万9,713円で、前年度比7.4%の増となっております。主な支出は、市で管理しております浄化槽434基の維持管理経費でございます。  511、512ページをお願いいたします。2目浄化槽建設事業費の支出済額は2,933万3,240円で、前年度比で12.4%の増となっております。支出は、浄化槽24基の設置に要した経費でございます。  最下段にあります4款公債費の支出済額は20億277万7,242円で、歳出総額の56.6%となっております。  513ページ、514ページをお願いいたします。6款災害復旧費の支出済額は2億5,803万9,234円で、前年度比1,209%の大幅な増となっております。これは、長野県北部地震及び新潟・福島豪雨により被災した施設の復旧に要した経費でございます。  下水道事業特別会計の補足説明は以上でございます。 ○議長(小堺清司君)   続いて、議案第109号 松之山温泉配湯事業特別会計についての補足説明を求めます。産業観光部長。 ◎産業観光部長(大津善彦君)   議案第109号 松之山温泉配湯事業特別会計決算の補足説明をいたします。  522、523ページをお願いをいたします。最下段になりますが、6款の繰入金につきましては、長野県北部地震災害復旧事業に充てるため、一般会計から353万円を繰り入れまして、529ページのほうをごらんいただきたいと思いますが、529ページ、備考欄中段の005の15、松之山温泉1号井の災害復旧工事に充当をいたした経費でございます。  松之山温泉配湯事業特別会計決算の補足説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小堺清司君)   続いて、議案第110号 水道事業会計についての補足説明を求めます。上下水道局長。 ◎上下水道局長(貴田幸吉君)   それでは、議案第110号 水道事業会計利益の処分及び決算認定について補足説明を申し上げます。  第1次地域主権改革一括法により地方公営企業法の一部が改正され、今まで法で定められておりました利益の積み立て義務が廃止されました。それに伴い、決算の認定にあわせまして利益の処分についても議会の承認をお願いすることとなりました。  では、別冊の水道事業会計決算書をごらんください。企業会計でありますので、財務諸表に基づきまして説明をさせていただきます。  6ページをお願いいたします。まず、損益計算書でございますが、これは経営状況を示しているものであり、消費税抜きの金額で表示してあります。1営業収益、(1)給水収益は7億1,323万2,301円で、前年度比1.9%の増となっておりますが、これは前年度が年度途中で料金の徴収方法を変更したことにより、収入が少なくなっていたことによるものであります。  2営業費用は5億540万8,807円で、前年度比7%の減となりました。その要因は、今までは修繕費及び路面復旧費の予算残額を全て修繕引当金としておりましたが、既に相当な額が確保されておりますことから、その額を減らしたことによるものであります。  4営業外費用は4,266万7,214円で、前年度比3.2%の減となりました。これは、企業債の支払利息が減少したことによるものであります。  経常利益は1億7,372万5,684円で、前年度比48.9%の増となっております。  5特別利益、(2)その他特別利益101万1,000円は、災害復旧の県費補助でございます。  6特別損失、(1)過年度損益修正損218万9,995円は、その大部分が不納欠損によるものであります。(2)その他特別損失955万2,145円は、長野県北部地震及び新潟・福島豪雨による災害復旧費用が主なものでございます。  当年度純利益は1億6,299万4,544円となり、前年度繰越利益剰余金はありませんでしたので、当年度未処分利益剰余金も同額となっております。  次に、利益の処分について説明を申し上げます。8ページをお願いします。剰余金処分計算書の案でございますが、昨年までとは書式が変わっております。冒頭に申し上げましたように、利益の処分について議会の承認をお願いすることとなりましたことから、議会の議決による処分額という表示をさせていただいております。表の一番右の欄に、先ほど申し上げました当年度未処分利益剰余金1億6,299万4,544円が当年度末残高として記載されております。そのうち1億1,299万4,544円を減債積立金として処分し、5,000万円を建設改良積立金として処分しようとするものであります。それにより、翌年度への繰越利益余剰金はゼロとなります。  なお、減債積立金は、24年度の資本的収支の不足額に補填することとし、建設改良積立金は25年度から実施を予定しております浄水場改築事業に充てることとします。また、減債積立金は起債の元金償還に充てることから自己資本に組み入れられ、自己資本金が増額することとなります。  次に、9ページをお願いします。貸借対照表であります。2流動資産、(1)現金及び預金は7億3,339万193円で、前年度比19%の増となっております。これは、建設改良積立金がふえたことと未処分利益剰余金がふえたことなどによるものであります。(2)未収金でありますが、これは水道会計に会計閉鎖期がないことから、未収となる水道料金、工事補償の負担金などであります。  3固定負債、(1)引当金、イ、修繕引当金は1億8,000万円でありまして、先ほど申し上げましたように相当な額が確保されております。仮に大規模な修繕が必要な事態が起きたとしても、十分対応できるものと考えております。  10ページをお願いします。4流動負債、(1)未払金も、先ほどの未収金と同じく、会計閉鎖期がないことに伴って未払いとなる電気料、施設管理委託料、漏水修繕費、あるいは工事請負費などの費用でございます。(3)その他流動負債は、簡易水道料金と下水道料金の預かり金が主なものであります。  5資本費、(2)借入資本金、イ、企業債、これは企業債残高を示しているものでございますが、16億2,120万9,119円で、前年度比3.1%の減となっております。  財務諸表については以上でございます。  次に、経営状況について若干触れさせていただきたいと思います。水道料金を11月使用分から4%値下げをいたしました。また、25年11月使用分からはさらに4%の値下げを行います。また、一方で浄水場の改築、あるいは配水管の耐震化など進めなければならない状況でございます。23年度は11月使用分の料金を実際には1月に徴収をしておりますので、実質的には1月から3月までの3カ月間分が減収となりました。したがいまして、料金改定に伴う減収は約1%でございました。そのことから各種経営指標を計算しますと、前年度と大きな差異はありませんでした。しかし、今後は年々厳しくなることが想定されますので、より一層の計画的、効率的な事業運営に努めてまいりたいと思っております。  以上で水道事業会計利益の処分及び決算認定についての補足説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小堺清司君)   以上で議案第102号から議案第110号までの決算認定議案9件の説明を終了いたします。  9件に対する質疑については、あすの午前10時までに提出のあった所定の通告書に基づき、あす午後1時から議場で行います。                       〇 △日程第18 請願第4号 「教育費無償化」の前進をもとめる請願       請願第5号 「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる請願 ○議長(小堺清司君)   日程第18 議事日程に記載の請願第4号及び請願第5号の請願2件については、お手元に配付いたしてあります請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。  お諮りいたします。本日の会議はこれまでにとどめ、日程第17に係る決算質疑につきましては、9月7日午後1時から行いたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小堺清司君)   ご異議ないものと認めます。  よって、第2日目の会議は9月7日午後1時に決しました。  本日の会議はこれにて延会いたします。              午後 3時45分    延  会...